Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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家庭科概論 勝田 映子
選択  2単位
【教育】 14-1-1333-3769-06A

1. 授業の内容(Course Description)

 本授業では、小学校の「家庭科」の授業を行う上で必要となる家族・家庭生活、衣生活、住生活、食生活、消費・環境に関する学習の基礎的・基本的事項について解説する。
 小学校の「家庭科」において、家庭生活を大切にし、生活を主体的に創り出す力を育成する視点から、日常生活に関心を持ち、生活に主体的にかかわる態度について理解を深める。衣、食については簡単な演習・実習を行う。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 小学校家庭科の授業を担当するために必要な知識と技能を習得するとともに、自らの生活にも役立つように
 ①家族・家庭生活、衣生活、住生活、食生活、消費・環境に関する基礎的・基本的知識と技能を身に付ける。
 ②生活を主体的に創る実践的な態度とはどのようなものかを理解し、自分の生活の中で実践できる。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 毎時間ごとのリアクションペーパー、レポート、演習課題の達成度、試験により総合的に評価する。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 小学校家庭科教科書『新しい家庭 5.6』東京書籍
 『小学校学習指導要領解説 家庭編』文部科学省
 『できますか?教えられますか?家庭科の基本』流田直監修 学研教育みらい
 その他必要なプリントは適宜、授業の中で配布する。参考文献も適宜紹介する。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 生活に関する情報に関心を持ち、テーマを決めて資料等を使って調べ、「生活レポート」を作成する。また、その発表のための準備を行う。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 家庭や社会に関心を持ち、さまざまな角度から幅広く考えたり、粘り強く試行錯誤したりすることを期待します。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 授業の概要 自分の生活をふり返る
【第2回】
 家庭科で育てる力。家庭科の歴史と内容領域
【第3回】
 学習指導要領を読み込む
【第4回】
 家族・家庭生活の学習内容と方法-ロールプレイング作り-
【第5回】
 食物と栄養・栄養素とそのはたらき
【第6回】
 食生活の見直し 一食分の献立作り
【第7回】
 調理の基礎-ゆでる・いためる調理の科学と技能
【第8回】
 調理の基礎-米飯と味噌汁の調理の科学と技能
【第9回】
 情報社会と消費生活
【第10回】
 快適な住まい方 生活と環境
【第11回】
 衣服の役割と手入れ
【第12回】
 手縫いの基礎的技能
【第13回】
 生活に役立つ物の製作①
【第14回】
 生活に役立つ物の製作②
【第15回】
 学習のまとめ これからの家族と家庭生活