Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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教育学演習 I 大多和 直樹
必修  2単位
【初等教育】 14-1-1334-1956-26A

1. 授業の内容(Course Description)

 テーマは「教育社会学調査ゼミ」。
 教育社会学の基礎的な考え方を身につけるとともに、方法論(社会調査法)を学習し、自ら研究ができる土台をつくる。
 数量的方法、参与観察法、インタビュー調査、ドキュメント分析などの班に分かれ、それぞれテーマを設定して実際に調査研究を行う。
 春学期には、1.方法論を理論的に学習し、2.各自テーマと研究法を設定する。そして3.実際に研究に取り組む。
 調査研究の全過程を学ぶために、教育学演習Bとセットで受講すること。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 ・社会調査のプロセスを知り、説明することができる。
 ・問い・仮説の重要性の理解し、説明することができる。
 ・自らの研究テーマを設定し、適切な研究法でアプローチすることができる。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 平常点:参加状況、グループワークへの参加 50%
 レポート:50%

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 <テキスト>
  高根正昭 『創造の方法学』 講談社 1979
 <参考文献>
  盛山和夫『社会調査法入門』 有斐閣 2004

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 グループワークでは、仮説や質問項目など毎回レジュメを作成し、それをもとに議論をしていく。
 課外学習が多い授業となる。
 夏期休暇中に研究会合宿を行う可能性がある。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 最初から最後まで通して参加できる学生に限る。
 担当者は時間までにレジュメをコピーし、時間になったらすぐに始められるようにすること。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 ガイダンス
<理論学習>
【第2回】
 方法論を知る
【第3回】
 問いから仮説へ
【第4回】
 仮説を検証するためのデータ収集:質問紙づくりの作法
【第5回】
 データ分析に触れる
【第6回】
 アウトプット=実証的論文の書き方
 <グループワーク>
【第7回】
 ブレインストーミング:調査テーマの設定
【第8回】
 問いの設定
【第9回】
 問い・仮説を練る 1
【第10回】
 問い・仮説を練る 2
【第11回】
 問い・仮説を練る 3
【第12回】
 データ収集1
【第13回】
 データ収集2
【第14回】
 データ収集3
【第15回】
 まとめ