Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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英語圏の文学 III 木谷  厳
選択  2単位
【教育】 14-1-1334-3221-13A

1. 授業の内容(Course Description)

 英語圏文学・文化に関する理解を深めることを目的とします。授業ではイギリス、アメリカ、アイルランドなど英語圏で書かれた詩や演劇、そしてミュージカルなどを、歴史に沿って概観的にみてゆきます。作品理解の補助として視聴覚資料も用います。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 詩や演劇などリズミカルな言語表現を通じて異文化と自国文化の差異に気づき、それぞれの美質をより深く理解することも目標とします。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 授業への積極的な参加、取り組み (20%)、筆記試験(80%)。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 授業で指示します。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 予習、復習をすることで、授業の内容をより深く理解しておくことを望みます。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 「英語圏の文学 I, II」を履修していなくても受講可能です。また、教職を希望していない学生も受講可能です。学年、学科を問わず、英米文学・文化に興味を持つ学生であれば、誰でも歓迎します。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 イントロダクション
【第2回】
 詩の形式とスキャンション (韻律分析)――童謡の押韻(ライム) から
【第3回】
 叙情詩の王道――ソネット (十四行詩)を味読する (1)
【第4回】
 叙情詩の王道――ソネット (十四行詩)を味読する (2)
【第5回】
 直喩 (シミリ) と隠喩 (メタファ) について (1) 頌歌(オード)における
【第6回】
 直喩 (シミリ) と隠喩 (メタファ) について (2) 叙景詩および自然詩における
【第7回】
 叙景詩および自然詩と俳句の対比
【第8回】
 中間まとめ
【第9回】
 シェイクスピアの世界――情熱、感情表現、人間讃歌
【第10回】
 シェイクスピアの劇について (1) 「劇詩」とは
【第11回】
 シェイクスピアの劇について (2) ブランク・ヴァースの魅力
【第12回】
 ミュージカルの歴史 (1) 詩と歌
【第13回】
 ミュージカルの歴史 (2) 歌詞をたのしむ
【第14回】
 ミュージカルの歴史 (3) 英国のミュージカル
【第15回】
 全体のまとめ、筆記試験