Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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地誌学概論 II 野口 剛
選択  2単位
【日本文化】 14-1-1334-3357-13A

1. 授業の内容(Course Description)

 この授業は、現在の世界で発生する社会現象を理解する基礎となる世界の諸地域の空間的特性を扱うものです。毎回、担当を決めて諸地域ごとに発表を行い、それをもとに質疑応答を行います。また、その結果を発表者にフィードバックして、レポートの作成を行います。また、毎回、各自の学習状況を確認するための作業を行い、提出してもらいます。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 この授業の目的は2つあり、その1つは世界の諸地域の空間的特徴を分析すること、もう1つは自らの言葉でそれをうまく表現する技術を身につけることです。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 授業に出席することが大前提です。
その上で、授業における発表、レポート、リアクションペーパー、試験によって評価をおこないます。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 授業では特定のテキストは使いませんが、中学校社会科地理分野の教科書を準備して下さい。それに沿って発表をしてもらいます。また、高校生のときに使っていた帝国書院、二宮書店、東京書籍などの地図帳は必ずを持ってきて下さい。持っていない人は書店で購入して下さい。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 授業で発表する準備を十分におこなって下さい。
 発表に当っていないときでも必ず発表対象となっている地域について質問できるように準備しておいて下さい。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 これは教職科目の1つです。いつでも自分が教育実習の教壇に立っているという気持ちで授業に臨んで下さい。
 第1回、第2回の授業は全員必ず出席して下さい。万一、出席できない場合は、事前に必ず私まで連絡して下さい。9号館1階第2研究室です。私が留守でしたら研究室前の連絡袋に用件を書いた紙を入れて下さい。無断で欠席の場合は失格とします。なお、「授業の計画」の項目は、今後、多少変わる可能性があります。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 発表方法と分担の決定
【第2回】
 中学生・高校生が取り組む試験問題をやってみる
【第3回】
 朝鮮半島を地誌的にみる
【第4回】
 東アジア大陸部を地誌的にみる
【第5回】
 東南アジア島嶼部を地誌的にみる
【第6回】
 東南アジア大陸部を地誌的にみる
【第7回】
 中央アジアを地誌的に見る
【第8回】
 南アジア大陸部を地誌的にみる
【第9回】
 南アジア高山地域を地誌的にみる
【第10回】
 西アジアを地誌的にみる
【第11回】
 アフリカ大陸を地誌的にみる
【第12回】
 ヨーロッパ大陸を地誌的にみる
【第13回】
 南北アメリカを地誌的にみる
【第14回】
 オセアニア地域を地誌的にみる
【第15回】
 まとめと試験