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授業の内容(Course Description) |
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この授業は、4年次の教育実習における社会科および地理歴史科の授業の準備作業となるものです。社会科・地理歴史科の授業がどういった条件の下で成り立っているのかを理解して授業案を作成し、順番に模擬授業を行っていきます。前期は特に日本史の近代の部分を範囲とします。社会科・地理歴史科教育法1を受講していることを前提としています。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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この授業の目的は2つあり、1つは日本史の近代の部分がどのように記述されているかを分析すること、もう1つは日本史の授業をつくる際の基本的な考え方を身につけることです。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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授業に出席することが大前提です。その上で、毎回の課題カードの提出、模擬授業、模擬授業後のレポート作成、および試験によって評価をします。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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文部科学省『中学校学習指導要領解説 社会編』 日本文教出版 文部科学省『高等学校学習指導要領解説 地理歴史編』 教育出版 新課程対応『詳説日本史B』 山川出版社
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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模擬授業の担当になっている者は、出席者全員に配布する指導案と補足資料を作成する。また、その時間に担当となっていない者は、模擬授業の対象範囲となっている日本史教科書を必ず読んでくることを要求します。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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いつも自分が教育実習の教壇に立っているという気持ちで授業に参加して下さい。 第1回、第2回は模擬授業の順番を決めるので必ず出席して下さい。万一、出席できない場合は事前に私まで連絡して下さい。9号館1階第2研究室です。私が留守の場合は、研究室前の連絡袋に入れて下さい。無断欠席は失格とします。なお、「授業の計画」の項目は、今後、多少変わる可能性があります。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 後期の心構え、分担の割り振り 【第2回】 歴史の授業はなぜもめるのか 【第3回】 戦国時代と織豊政権 【第4回】 幕藩体制の確立 【第5回】 元禄時代 【第6回】 改革政治 【第7回】 江戸文化 【第8回】 列強接近 【第9回】 明治維新 【第10回】 帝国憲法 【第11回】 日清戦争と日露戦争 【第12回】 第1次大戦 【第13回】 産業社会の変化 【第14回】 第2次大戦 【第15回】 まとめと試験
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