Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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社会科・公民科教育法 II 野口 剛
教職  2単位
【短大教職】 14-1-1334-3357-43A

1. 授業の内容(Course Description)

 この授業は、4年次の教育実習における社会科公民分野および公民科の授業の準備作業となるものです。社会科公民分野・公民科の授業がどういった条件の下で成り立っているのかを理解して授業案を作成し、順番に模擬授業を行っていきます。後期は特に高等学校の「政治・経済」における経済的な部分を範囲とします。社会科・公民科教育法Ⅰを受講していることを前提とします。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 この授業の目的は2つあり、1つは「政治・経済」の教科書の経済的分野がどのように記述されているかを分析すること、もう1つは「政治・経済」の授業をつくる際の基本的な考え方を身につけることです。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 授業に出席することが大前提です。その上で、毎回の課題カードの提出、模擬授業、模擬授業後のレポート作成、および試験によって評価をします。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 文部科学省『中学校学習指導要領解説 社会編』 日本文教出版
 文部科学省『高等学校学習指導要領解説 公民編』 教育出版
 新課程対応『高等学校 政治・経済』 第一学習社

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 模擬授業の担当になっている者は、出席者全員に配布する指導案と補足資料を作成する。また、その時間に担当となっていない者は、模擬授業の対象範囲となっている「政治・経済」の教科書を必ず読んでくることを要求します。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 いつも自分が教育実習の教壇に立っているという気持ちで授業に参加して下さい。
 第1回、第2回は模擬授業の順番を決めるので必ず出席して下さい。万一、出席できない場合は事前に私まで連絡して下さい。9号館1階第2研究室です。私が留守の場合は、研究室前の連絡袋に入れて下さい。無断欠席は失格とします。なお、「授業の計画」の項目は、今後、多少変わる可能性があります。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 心構え、分担の割り振り、授業案の考え方
【第2回】
 国際社会と国際法
【第3回】
 国際連合
【第4回】
 国際政治の動向
【第5回】
 国際紛争と難民問題
【第6回】
 国際平和と日本の役割
【第7回】
 経済社会の発展
【第8回】
 経済主体と経済活動
【第9回】
 市場経済の機能と限界
【第10回】
 経済成長と景気変動
【第11回】
 財政のしくみとはたらき
【第12回】
 金融のしくみとはたらき 物価の動き
【第13回】
 日本経済の歩み
【第14回】
 中小企業の地位と役割 農業の現状と課題 消費者問題
【第15回】
 まとめと試験