Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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英語文献講読 II 齋藤 高雅
選択  2単位
【心理】 14-1-1360-3762-12A

1. 授業の内容(Course Description)

 英語で書かれた心理学、臨床心理学の書物や論文を講読することにより、心理学に関わる英文・文献の読解力を養う。今学期は心理学倫理問題に関する文献を取りあげ、心の専門家はどんな倫理問題になぜ巻き込まれていくのか、どうしたらトラブルを避けられるかなどについて学ぶ。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 英語で書かれた文献を読みこなし、専門知識を広める。英文による臨床心理学用語を学ぶ。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 文献を分担講読する担当時の成績と授業中の発言を加味する。ゼミへの出席・討議への発言、平常点、レポート、期末試験を総合して評価する。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 M. Linda Campbell, Melba Vasquez, Stephen Behnke, and Robert Kinscherff『APA ETHICS CODE COMMENTARY AND CASE ILLUSTRATIONS』American Psychological Association 2009
 (参考図書)
  トマスF.ネイギー著,村本詔司(監訳),浦谷計子(翻訳)『APA倫理規準による心理学倫理問題事例集』創元社
 その他、適宜、授業内で紹介する。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 担当箇所を予習し、翻訳したものを用意すること。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 心の専門家として仕事をする場合、倫理的問題を考えることは大切であることを学んでほしい。
 なお、希望者が多い場合には、授業運営の都合上、受講人数に制限を設けることがある。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

 分担した箇所の翻訳を検討し、討議を行う。
【第1回】
 ガイダンスとオリエンテーション、翻訳分担
 英語文献講読Ⅰに引き続き、その後の章を輪読する。
【第2回】~【第14回】
 発表と討議
【第15回】
 まとめと試験