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授業の内容(Course Description) |
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言語にそれぞれの歴史があるように、言語を構成している単語にもそれぞれの歴史がある。このセミナー(卒業セミナー)では、さまざまな英単語の意味の変遷を扱ったテキストを読み進める中で、英語の知識を高め、変遷のもととなった時代背景や文化的背景を学び、英語やその周辺に対する関心を高めていただければと思う。 テキストは平成24年度、25年度のプレ・セミナーで使用したものを用い、その続きを精読していくが、それ以外にもことばに関するプリント教材を適宜用意する予定である。ことばに対する感受性が豊かになり、日常の生活場面の中でなにげなく使っていることばの奥に隠されている深い意味について、関心が高まり、洞察が加えられることを期待している。セミナーであるので、発表も課すが、発表のために調べる中で、学習することの、調べることの面白さを体験してもらえれば幸いである。 発表に関しては、テキスト各ユニットの内容に関して、もっと掘り下げて調べた方がよいと思われる箇所についてグループまたは個人で調べ、発表してもらいます。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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英語力を高めること、英語語彙やイギリス文化に関する知識を深めること、プレゼンテーション能力を向上させることを目標とする。英語力を高めたい学生、イギリスのことをもっと知りたいという学生に履修してもらいたいと考えている。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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授業への取り組み・出席(20%)、発表(50%)、レポート(30%)で評価を出します。欠席6回でD評価となり、また欠席する毎に出席点は減っていくので注意するように。(遅刻2回 = 欠席1回) Presentationの点数に関しては出席者のEvaluation Sheet を基につける。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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David Crystal著 『The Story of English in 100 Words』 詳細については第1回目の授業時に話します。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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日本語訳の出ていないテキストを使用するので、分からない語などは調べて授業に臨むこと。また、1人10数行程度を担当してもらいますので、特に担当箇所は念入りに調べてください。また出席者は発表者の訳や説明に対していろいろ質問をしましょう。そのためにも予習は重要です。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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積極的な参加を望みます。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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テキストを読み、内容に関し解説を加える。学生は担当パラグラフを読めるように、また内容を自分の言葉で言えるように、予習をしてくること。本文の内容に関し、もっと深く調べた方がよいと思われるところ、関心がある箇所について、グループまたは個人で調べ、発表する。 【第1回】 Orientation 【第2回】~【第5回】 テキストの読みと理解。発表の準備。 【第6回】・【第7回】 グループ発表 【第8回】~【第12回】 テキストの読みと理解。発表の準備。 【第13回】・【第14回】 グループまたは個人発表 【第15回】 発表、まとめとレポート提出
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