Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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データ解析 I 井上 義和
選択  2単位
【経済】 14-1-1501-3205-07A

1. 授業の内容(Course Description)

 ・質問紙調査で得られた量的データを分析する際に最も基本となる、2つの変数の関連を調べる3つの方法(クロス集計・平均値の比較・相関分析)について学ぶ。
 ・統計ソフトSPSSの操作方法と出力結果の読み方、および記述の仕方を練習する。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 ・SPSSの基本的な操作方法を身につける。
 ・2つの変数の関連を調べる3つの方法を適切に使い分けられる。
 ・質問紙調査のデータを分析して、その結果をもとにレポートを作成できる。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 ・平常点(20%)
 ・小課題(30%)...5回程度
 ・期末レポート(50%)

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 ・なし。資料を配布する。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 ・授業で学んだ方法で実際に自分で分析する宿題(小課題)を5回程度課す。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 ・ただ座って話を聴くだけの講義ではありません。自分で手を動かし、頭を使って課題に取り組むことが中心となります。データ解析の基本を身につけたい意欲的な学生を歓迎します。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 オリエンテーション
【第2回】
 変数と仮説
【第3回】
 質問紙、データの配布・変換、単純集計
【第4回】
 クロス集計の方法、Χ2乗検定、「統計的に有意」
【第5回】
 クロス集計の出力結果の読み方、記述の仕方、値の再割り当て
【第6回】
 平均値の比較の方法、独立サンプルのt検定
【第7回】
 t検定の出力結果の読み方、記述の仕方、対応サンプルのt検定
【第8回】
 連続変数のカテゴリ化
【第9回】
 相関分析の方法
【第10回】
 相関分析の出力結果の読み方、記述の仕方
【第11回】
 分析結果の要約、まとめと補足
【第12回】
 最終課題について、課題用データ配布
【第13回】・【第14回】
 最終課題に取り組む
【第15回】
 最終課題に取り組む、提出