1. |
授業の内容(Course Description) |
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前期と同様に『江戸町触集成』に収録されている法令を検討していきます。ただし、寛政改革は江戸の都市行政だけでなく、幕府の官僚組織や対外問題などについても多くの成果をあげています。後期はそれらについて学んでみたいという意見があれば、『御觸書天保集成』に収録されている法令も取り上げていきます。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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①史料を丁寧に解釈しようとする姿勢を身につける ②研究論文の読み方を学ぶ
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席(15%)と報告(50%)および授業への参加姿勢(35%)
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:近世史料研究会編『江戸町触集成』第8巻・第9巻、高柳真三・石井良助編『御觸書天保集成』 参考文献:藤田覚『近世の三大改革』、竹内誠『寛政改革の研究』、安藤優一郎『寛政改革の都市政策』
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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報告を担当してもらう学生には、史料の書き下し文、現代語訳、語句や人名の注、史料の論点について記したレジュメを作成してもらいます。 授業は、受講生が作成したレジュメにもとづき進めるので、報告する際はきちんと作り込んでおいてください。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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担当する法令によっては、その理解を深めるため研究論文の事前講読を指示することがあります。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 授業の内容・進め方についてのガイダンス 受講生の報告日の選定 【第2回】~【第15回】 毎回2~3名ずつ、順番に従って報告する。その後、報告者と教員・受講生との間で討論。
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