1. |
授業の内容(Course Description) |
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18世紀末に幕府巡見使に随行して東北、蝦夷地を旅した古川古松軒の『東遊雑記』を主として取り上げ、受講者全員で輪読・報告する。適宜、関連史料も提示しながら、古松軒が旅した時代の状況や、地域社会の様子について考察を深める。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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近世史料の読解力を養うとともに、関連する史料や文献の探し方、調べ方を身につける。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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春期末に行う筆記試験により評価。報告内容、質疑応答への積極性、出席率も勘案する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキストは第1回授業時に配布。参考文献は適宜授業で紹介。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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テキストの読み方や意味を調べ、文意と内容を把握する。他の史料や参考文献にあたり、背景となる政治や社会状況についても説明できるようにする。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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報告の担当ではない場合にも、事前にテキストを読み、内容を把握した上で授業に参加し、質疑応答に参加すること。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス(授業の進め方・評価の仕方)、史料の概略 【第2回】~【第14回】 担当者報告・質疑応答 【第15回】 授業のまとめと期末試験
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