1. |
授業の内容(Course Description) |
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本講義では、18世紀後半以降の江戸幕府の対外関係に関する事柄を主に取り上げる。それぞれの事柄についての世界史的背景、国内の政治状況や社会状況との関わりに触れながら、開国へとつながる時代について検討を行う。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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対外関係に関する事柄の経緯を理解し、幕府の対応や社会の動きとの連動性について考察できるようになること。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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小テストおよび春期末に行う筆記試験により評価。出席率も勘案する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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藤田覚『近世後期政治史と対外関係』東京大学出版会 ノルベルト・R.アダミ著/市川伸二訳『遠い隣人 近世日露交渉史』平凡社 木崎良平『光太夫とラクスマン』刀水書房 木崎良平『仙台漂民とレザノフ』刀水書房 その他
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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幕末史、対外関係史に関する専門書の読解。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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講義内容をもとに自分自身で思考し、視野や関心を広げていってほしい。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 授業の内容、進め方、評価等についてのガイダンス 【第2回】 江戸幕府と鎖国制-近世の外交体制- 【第3回】 近世の蝦夷地と北方社会 【第4回】 大黒屋光太夫とラクスマン 【第5回】 レザノフ来航-フヴォストフ事件- 【第6回】 漂流民がもたらす情報 【第7回】 蝦夷地の直轄化 【第8回】 前半のまとめと小テスト 【第9回】 ゴローニン事件と高田屋嘉兵衛 【第10回】 フェートン号事件と異国船打払令 【第11回】 蘭学の興隆 【第12回】 シーボルト事件 【第13回】 モリソン号事件と蛮社の獄 【第14回】 アヘン戦争と薪水給与令 【第15回】 まとめと期末試験
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