Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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地理学特殊講義1C- I 筒井  裕
選択必修  2単位
【史】 14-1-1340-3834-05

1. 授業の内容(Course Description)

この講義では、人文地理学の基本的な概念(考え方)、および人文地理学の主要な研究テーマとその研究成果の概要について説明を行います。また、身近な地域に関する地図を作成し、人文地理学の研究方法のいくつかを具体的に理解できるように指導していきます。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

・人文地理学の基本的な概念(考え方)・研究テーマを理解し、これらについて説明することができる。
・人文地理学的な視点から、身近な地域の現象について地図(手描き)を用いて説明することができる。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

試験の結果(50%)・レポートの内容(30%)・受講態度(20%)をもとに、成績を評価します。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

・テキスト:特に指定しません。
      ※毎回、プリントを配布し、これをもとに講義を進めていきます。
・参考文献:高橋伸夫・田林 明・小野寺 淳・中川 正『文化地理学入門』東洋書林、1999年。
上野和彦・椿 真智子・中村康子編『地理学概論』朝倉書店、2007年。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

講義の前後に、参考文献を積極的に読むようにしてください。また、講義で取りあげた地域・地名を地図帳などで確認するようにしてください。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

・第9回目・第11回目の講義で色鉛筆を使用します。赤・青・緑・黄などの基本的な色(5種類程度)を準備してください。
・毎回、出席カードを配布します。これに感想・意見・要望などを自由に記入し、必ず提出するようにしてください。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

1)ガイダンス、受講上の注意
2)人文地理学の視点①等質地域と機能地域
3)人文地理学の視点②伝播1
4)人文地理学の視点③伝播2
5)人文地理学の視点④環境論1
6)人文地理学の視点⑤環境論2
7)人文地理学の視点⑦環境論3
8)身近な地域の認知
9)「頭の中の地図」を描いてみよう(作業)
10)時間地理学とは何か?
11)生活行動を地図にしてみよう(作業)
12)都市・村落の形態と景観①都市
13)都市・村落の形態と景観②村落
14)まとめ
15)試験