Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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経済政策論 II 松本 和幸
選択必修  2単位
【経済】 14-1-1110-3840-06

1. 授業の内容(Course Description)

 この授業では、標準的な経済政策論の理論と現実の具体的な経済政策について考察する。入門レベルの理論解説と、統計に基づく数量分析により、分かりやすく学習する。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 日本経済の当面する諸問題について、経済学のフレームワークの上に立ち、現実の経済データを観察しながら、自分なりの改善策が提示できることを目標とする。併せて、就職活動や資格試験に対応できるための基礎的能力の習得を目指す。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 平常点45%(出席状況、授業内の小レポートなど)、期末試験の成績55%、を総合して評価する。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキスト: 特に使用しない。
 参考書: その都度紹介する。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 日頃からインターネットや新聞などの経済記事に目を通すこと。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 事前・事後学習をすることが望ましい。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

 原則として、毎回の授業においては、前半に経済政策論の理論、後半に省庁の具体的政策について論考する。
 具体的政策は、末尾に列挙したものの中から適宜選ばれる。

【第1回】
 ガイダンス
【第2回】
 安定化政策(金融)
【第3回】
 安定化政策(金融)
【第4回】
 財政赤字
【第5回】
 財政赤字
【第6回】
 金融危機
【第7回】
 パレート最適
【第8回】
 公正原理
【第9回】
 投票の理論
【第10回】
 生涯所得とライフイベント
【第11回】
 生涯所得とライフイベント
【第12回】
 社会保障制度(公的年金)
【第13回】
 社会保障制度(医療保険)
【第14回】
 所得再分配
【第15回】
 まとめとテスト

 金融政策(金融庁)、復興政策(復興庁)、地方自治政策(総務省)、情報通信政策(総務省)、財政政策(財務省)、外国為替政策(財務省)、教育政策(文部科学省)、科学技術政策(文部科学省)、社会保障政策(厚生労働省)、雇用・労働政策(厚生労働省)、農業政策(農林水産省)、エネルギー政策(経済産業省)、ものづくり政策(経済産業省)、商業政策(経済産業省)、交通政策(国土交通省)、観光政策(国土交通省)、都市政策(国土交通省)、道路政策(国土交通省)、港湾政策(国土交通省)、航空政策(国土交通省)、環境政策(環境省)、原子力規制政策(環境省)