Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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簿記原理 II 金子 善行
選択必修  2単位
【経営】 14-1-1120-3837-08

1. 授業の内容(Course Description)

 簿記原理Ⅰの続きになります。簿記原理Ⅱでも引き続き,初歩的な簿記処理を学習します。
 資格を取得することは,自信になりますし,就職活動をするにあたって1つのアピール・ポイントにもなります。そこで,本学が受験会場となることのできる,文部科学省後援の全国経理教育協会の簿記能力検定試験3級の受験を推奨したいと思っています。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 初歩的な簿記処理および企業活動を理解することができるようになることです。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 講義の中で行われる小テストや出席状況を30%,定期試験の成績70%を目安として,総合的に判断します。なお,11月に行われる,全経簿記検定試験3級に合格した学生には,単位を与える予定です。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキスト:新田忠誓他『エッセンス簿記会計』(第10版,出版予定)森山書店

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 教科書には練習問題も付いていますので,各自講義で取り扱った内容をその都度きちんと復習しておいて下さい。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 講義には電卓を持ってきて下さい。日頃から携帯電話等を計算機として使用するのではなく,電卓を使用して計算問題を解くように心がけましょう。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 ガイダンス(講義の進め方,成績評価の方法などの説明)
【第2回】
 簿記原理Ⅰの復習(精算表の作成等)
【第3回】
 現金預金取引と現金出納帳・当座預金出納帳
【第4回】
 商品売買取引と売上帳・仕入帳
【第5回】
 商品有高帳の作成
【第6回】
 売上原価の計算
【第7回】
 掛取引と売掛金元帳(得意先元帳)・買掛金元帳(仕入先元帳)
【第8回】
 手形取引
【第9回】
 貸倒れの会計処理と貸倒引当金
【第10回】
 有形固定資産の取得と減価償却
【第11回】
 収益・費用の見越しと繰延べ
【第12回】
 損益勘定(損益計算書)と残高勘定(貸借対照表)の作成
【第13回】
 精算表の作成(8桁)
【第14回】
 証憑と伝票制度
【第15回】
 講義のまとめ