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授業の内容(Course Description) |
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「アメリカ型スポーツ経営Ⅱ」では、「アメリカ型スポーツ経営Ⅰ」で学んだアメリカスポーツビジネスの基礎知識、機能、特長を前提に、アメリカにおける主要なスポーツビジネス事例よりその経営手法について更なる理解を深める。具体的には、「スポーツ行政とスポーツツーリズム」「スタジアムビジネス」「スポーツ産業(マネジメント、フィットネス、スポーツ量販店他)」「プロスポーツチーム・リーグ」「スポーツイベント」などを取り上げ、それらのビジネスモデルおよびマネジメントよりアメリカ型スポーツ経営の手法などについて学ぶ。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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世界最大のスポーツ大国アメリカにおける各スポーツビジネスについて、具体的事例を用いながらビジネスモデルや経営手法などの理解を深める。わが国での「疑似化」するスポーツイベント、「タニマチ化」するスポーツチーム・リーグなど、停滞化するスポーツビジネスの課題を見出すとともに、スポーツ先進国に向けた提言を模索し、わが国のスポーツ文化の発展に貢献すべく思考を創造する。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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出席 :出席率70%以上を必須する。30点。70%以下は0点としテスト受験資格なし。 期末試験:60点満点(筆記、小論文) レポート:期中に課題レポート1回実施。10点 以上を加点した上で総合的に評価する。100点満点
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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参考文献:平田竹男『スポーツビジネス最強の教科書』東洋経済 種子田穣『アメリカンスポーツビジネス NFLの経済学』角川学芸出版 町田光・佐野 穀彦『Jリーグの挑戦とNFLの軌跡』ベースボールマガジン社 後藤完夫『NFLの(非)常識-なぜフィールド上で円陣ハドルを組んだのか』タッチダウン 大坪正則『スポーツと国力』朝日新書
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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スポーツ経営学.comなどのポータルサイトや、スポーツ専門サイト等より、北米(特にNFL)スポーツビジネス動向に注目する。あわせて、国内動向と照合し、その差異よりビジネス的・文化的課題を見出す。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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2020年東京オリンピック開催にあたり、スポーツビジネスは国内外において活況を呈することと予測される。その中で今後の日本のスポーツ市場を担う本校の学生には、「スポーツの本質」を十分に理解し、わが国のスポーツ文化発展・構築に貢献できる人材として活躍を期待する。なお、経営の一環を学ぶにあたり、授業進行においては時間・期限・約束の厳守などビジネスルールに準じるものとする。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエン、ガイダンス、授業の進め方、評価方法、留意点 【第2回】 スポーツツーリズム:スコッツデール市・ツーソン市(アリゾナ)、ハンティントンビーチ(LA)他 【第3回】 スタジアムビジネス:Fiesta Bowl(アリゾナ)、University of Phoenix Stadium(アリゾナ)他 【第4回】 スポーツマネジメント会社:WMG(LA)、Arigue Agency(アリゾナ)、Fischer Sports(アリゾナ) 【第5回】 スポーツ産業:フィットネス・量販店、EXOS、Dick`s Sporting Goods、他 【第6回】 アメリカスポーツビジネス動向について 〔外部講師〕 【第7回】 プロチーム経営①:サンディエゴ・チャージャーズ(National Football League) 【第8回】 プロチーム経営②:ロサンゼルス・ギャラクシー(Major League Soccer) 【第9回】 大学チーム経営:UCLA、サンディエゴ州立大学、アリゾナ大学 他 【第10回】 大学リーグ組織経営:NCAA(National Collegiate Athletic Association) 【第11回】 プロリーグ経営①:MLS(Major League Soccer) 【第12回】 プロリーグ経営②:NFL(National Football League) 【第13回】 スポーツイベント① マスターズゴルフ(オーガスタ)、アマチュアゴルフ大会(アリゾナ) 【第14回】 スポーツイベント② 世界最大のスポーツイベント「スーパーボウル(University of Phoenix Stadium)」 【第15回】 まとめ
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