Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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法律学演習 IV 青栁 達朗
選択  2単位
【法律】 14-1-1210-3841-12A

1. 授業の内容(Course Description)

知識は、他人から聞いただけでは自分のものになりません。自分が理解したと思うことを他の人に説明できて(たいていは厳しい反論を受けることになりますが)、初めて自分のものになります。
このゼミでは、民放、行政法、税法の判例における具体的な事件を題材として、その争点について全員で議論することにより、実体法に関する生きた知識を身に着けることを目的としています。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

①法律をめぐるさまざまな事件について自主的に研究や調査をし、その成果を口頭やレポートで発表することができること。
②自分の考えを正確に表現できるようになるとともに、他人の考え方を理解し、一つの問題について多数の「正解」があることに気づくこと

3.
成績評価方法(Grading Policy)

授業への出席、討議への貢献度、期末レポートの総合評価

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

参考文献:別冊ジュリスト『租税判例百選』(有斐閣)、金子宏・佐藤英明・増井良啓・渋谷雅弘『ケースブック租税法』、金子宏『租税法』(弘文堂)

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

あらかじめ判例を十分に読み込み、事実関係と争点をしっかり把握しておいてください。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

税法Bを受講してください

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 オリエンテーション・・・ゼミの進め方、判例の読み方
【第2回】~【第15回】
行政法、民放、税法(税法A,Bの授業に対応して、主として所得税や相続税の判例をとりあげます)の判例を下にした討議。