Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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Presentation II 吉牟田 聡美
必修  2単位
【外国語】 14-1-1312-2667-02

1. 授業の内容(Course Description)

英語コースの語学教育のゴールに当たる授業です。Presentationに必要なのは読む・聞く・書く・話すという4技能の総合的な運用だけではありません。議論の構成、paragraph writing、発表用の資料づくり、発表に臨んでの delivery (姿勢、声、表情など)など、聞き手にきちんと届くまでのトータルな英語運用力と自己表現力が問われます。また、聞き手としてメモを取り、評価する能力も必要です。この授業では、TOEICや実用英検なども視野に入れて、様々な学習活動を通じてこれらの能力のトレーニングをしていきます。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

Presentation IIでは、より効果的な発表のために、delivery技術の向上を目指します。資料やポスターの制作に加えて原稿に頼らないpresentationが目標です。実用英語検定の面接試験対策やTOEICで問われる表現の修得にも役立ちます。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

50% 平常点(出席、小テスト、授業参加態度、提出状況、取組、状況)
50% 試験

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

『Speaking of Speech』(マクミラン)

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

毎回の課題、プレゼンの準備・リハーサルが求められます。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

・出席重視
・ほぼ毎回単語テストを実施。
・チャイムと同時に単語テスト開始。チャイム時に着席していないと原則受験不可です。
・人前で話すことの緊張感、英語で話す苦手意識を、わかりやすいステップ・バイ・ステップの演習により、後期には完璧に克服することを目指します。
・コミュニケーションに必要なのは、文法とボキャブラリー、4技能(reading, listening, writing, speaking)だけではありません。この授業では、文法とボキャブラリー、listening 、speakingをスピーチ・デリバリ・パラグラフライティング・ビジュアルエイドと統合します。
・後期が終わるころ身につけて欲しいことは、
-スピーチにおける望ましい姿勢、アイコンタクト、抑揚、
-序論・本論・結論という三部構成のパラグラフライティング
-パワーポイントを駆使したビジュアル・エイドのテクニックです。
・プリントをまとめるB5のバインダーを準備して下さい。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

秋期初回の授業において、授業予定を配布します。


授業の計画(仮) 

【第1回】
オリエンテーション   
プレゼンテーション”My Summer Vacation”
HW: p.59-61を予習し、知らない単語を調べる。

【第2回】
p.57-61 パラグラフライティングに必要なIntro, Body, Conclusionの特徴を学習する。
HW:p.15-17を予習し、知らない単語を調べる。

【第3回】
p.62-65 イントロダクションの構成を学ぶ。            
HW: p.66-68 を予習し、知らない単語を調べる。

【第4回】
p. 66-68 スピーチタイプ、スピーチスキル、スピーチの準備、評価シートの記入方法について学ぶ。
HW: 複数の商品を比べている説明の説得力あふれるイントロを完成させスピーチの準備をする。
イントロの提出。

【第5回】
p. 69-74 論拠を挙げることの重要性について学ぶ。
数字や具体例の使い方に慣れる。
HW: p.69, 73, 74 を予習し、知らない単語を調べる。

【第6回】
Presentation Ⅰ: 商品説明Introduction                     
HW: p.75,77を予習し、知らない単語を調べる。

【第7回】
p. 75-83 Transitionと呼ばれる転換語や過去・未来、平叙文・修辞疑問文の転換パターンについて理解する。

【第8回】
世界のいろいろなスピーチから学ぶ
Bodyの提出
HW: p.84 を予習し、知らない単語を調べる。

【第9回】
スピーチタイプ、スピーチスキル、スピーチの準備について知る。評価記入方法について理解する。
HW: 商品説明スピーチのBodyをスピーチできるよう準備する。

【第10回】
Presentation III 商品説明スピーチBody
HW: p.87-88を予習し、知らない単語を調べる。

【第11回】
p.87-92 メインポイントとフォーカスポイントを使ってコンクルージョンを描く。
コンクルージョンの提出
HW: p.93を予習し、知らない単語を調べる。

【第12回】
p.93-95 スピーチタイプ、スピーチスキル、スピーチの準備について学ぶ。評価記入方法について知る。
HW 最終プレゼンの準備

【第13回】
p.96-99 Final Presentation IV

【第14回】
期末試験

【第15回】
試験返却。前期の振り返り。録画したプレゼンを視聴する。