Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
スポーツ医学 I 塚本 浩
必修  2単位
【スポーツ医療】 14-1-1605-2150-01

1. 授業の内容(Course Description)

 健康な生活をおくるためにスポーツは重要である。人々は健康維持、健康増進、成人病予防、体力増強等の目的でスポーツを行っている。しかし、健康を目的とするスポーツには健康を損なう要素も含まれている。スポーツによる障害を生むこともありうる。また、スポーツを正しく効率的に行うためには解剖・生理、疾患の病態等の医学知識が必要不可欠である。スポーツ医学 I では人体に関する基本的解剖学、生理学、生化学などの正しい知識をマスターし、運動することが人体に及ぼすさまざまな影響について系統的に学習する。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

スポーツと身体との相互関係を理解することを目標とする。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 出席および授業態度・参加度(20%)、レポート(10%)、定期試験(70%)で評価する予定である。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

テキスト:日本体育協会指導者育成専門委員会 他 監修『スポーツ医学研修ハンドブック 基本科目(第2版)』(文光堂)

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

授業前後に、該当範囲の教科書を通読することが望ましい。
身体の構造、機能についてよく理解しておくこと。臓器別の疾患についてもある程度の知識を持っていることが望ましい。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 ① 出席と授業への参加具合を特に重視する。講義をしっかりと聴いて、講義の中での理解するのが望ましい。講義で分からないところがあれば講義の後ですぐに尋ねてほしい。
 ② 授業中の私語はしないこと。また携帯電話、スマホ等の使用は厳禁。
 ③ レポートは各自がよく調べた上で、期間内に提出すること。期間外の提出は認めない。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 オリエンテーション:スポーツ医学で何をどのように学ぶかを理解する。
【第2回】
 スポーツ医学概論:スポーツ医学の概念、わが国の現状等について学習する。
【第3回】
 神経の解剖・運動生理とトレーニング効果:中枢神経・末梢神経の基本的構造と働き、およびそれらの運動による変化等を学習する。その1:基礎編
【第4回】
 神経の解剖・運動生理とトレーニング効果:中枢神経・末梢神経の基本的構造と働き、およびそれらの運動による変化等を学習する。その2:応用編
【第5回】
 筋・関節の解剖・運動生理とトレーニング効果:筋・関節の基本的構造と働き、およびそれらの運動による変化等を学習する。その1:基礎編
【第6回】
 筋・関節の解剖・運動生理とトレーニング効果:筋・関節の基本的構造と働き、およびそれらの運動による変化等を学習する。その2:応用編
【第7回】
 呼吸器系の解剖・運動生理とトレーニング効果:呼吸器系の基本的構造と働き、およびそれらの運動による変化等を学習する。その1:基礎編
【第8回】
 スポーツと喫煙、喫煙と健康に関して概略を講義する。
【第9回】
 呼吸器系の解剖・運動生理とトレーニング効果:呼吸器系の基本的構造と働き、およびそれらの運動による変化等を学習する。その2:疾患について
【第10回】
 呼吸器系の解剖・運動生理とトレーニング効果:呼吸器系の基本的構造と働き、およびそれらの運動による変化等を学習する。その3:運動と疾患について
【第11回】
 熱中症について:人の体温調節の基礎から、熱中症対策まで。
【第12回】
 循環器系の解剖・運動生理とトレーニング効果:循環器系の基本的構造と働き、およびそれらの運動による変化等を学習する。その1:基礎編
【第13回】
 循環器系の解剖・運動生理とトレーニング効果:循環器系の基本的構造と働き、およびそれらの運動による変化等を学習する。その2:応用編
【第14回】
 内分泌・代謝系の解剖・運動生理とトレーニング効果:内分泌・代謝系の基本的構造と働き、およびそれらの運動による変化等を学習する。その1:基礎編
【第15回】
 内分泌・代謝系の解剖・運動生理とトレーニング効果:内分泌・代謝系の基本的構造と働き、およびそれらの運動による変化等を学習する。その2:応用編