Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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スポーツクラブ運営論 II 鈴木 美沙都
選択  2単位
【スポーツ医療】 14-1-3074-3877-03

1. 授業の内容(Course Description)

 総合型地域スポーツクラブを実際に設立し、機能させていくために必要な手順と事柄を整理し、運営の際に直面する様々な問題を取り上げながら、グループワークを通じて理解を深める。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 日本体育協会公認アシスタントマネジャー養成における指定科目として、特に「総合型地域スポーツクラブ」の運営に必要な基礎知識を身に付けることを目的とする。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

「期末試験またはレポート」60%、「出席と授業への参加度」40%をもって評価する。
受講生は、毎回の授業終了時に、「リアクション・ペーパー」を提出する。リアクション・ペーパーには、授業で提示された課題や授業への質問・意見を記入する。このリアクション・ペーパーの内容は「授業への参加度」として評価される。したがって、受講生は、授業の内容に対して何らかの興味・関心を持ち、積極的に参加することが求められる。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

【参考図書】
 参考図書は随時紹介するが、スポーツ経営や総合型地域スポーツクラブの入門として以下の文献を薦める。
 ・日本体育・スポーツ経営学会編『テキスト総合型地域スポーツクラブ』、大修館書店、2002年
 ・八代勉編著『体育スポーツ経営学講義』、大修館書店、2002年

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 各授業テーマについて、文献・インターネット等を駆使して情報収集しておくこと。  

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 クラブマネジャーやクラブ内の他の役割を担うクラブ員の立場で考えることが必要である。また、グループワークにより授業を行う。そのため、地域スポーツやクラブ運営に対する興味・関心を持ち、積極的に参加することをお願いしたい。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】  オリエンテーション
【第2回】  総合型地域スポーツクラブの概要
【第3回】  自主運営の意味と住民主導
【第4回】  法人格取得の方法①(NPOとは)
【第5回】  法人格取得の方法②(実践事例からの検討)
【第6回】  クラブに必要なスタッフと活動内容(演習形式)
【第7回】  活動拠点の確保①(クラブハウスの意味)
【第8回】  活動拠点の確保②(実践事例からの検討)
【第9回】  クラブ運営資金の調達
【第10回】  クラブ運営資金と事業の関係
【第11回】  活動プログラムの計画・立案①
【第12回】  活動プログラムの計画・立案①
【第13回】  地域スポーツ行政と総合型地域スポーツクラブ①
【第14回】  地域スポーツ行政と総合型地域スポーツクラブ②
【第15回】  発表