Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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情報システム論 I 員  要鋒
選択  2単位
【経営】 14-1-1120-1965-03

1. 授業の内容(Course Description)

IT社会と呼ばれる現代、学習活動においても、将来の職場においても情報システムを使いこなす必要があり、情報システムの基本知識を身につけることが大切である。一方、職場においては、システム部門だけではなく営業や経理等管理部門でも、コンピュータシステムを提供するための必要な知識を有することで、業務のシステムの導入や現在システムの改善等に大変有益である。
本授業は、春季(情報処理演習I)では、コンピュータのハードウェアとソフトウェアについて、その原理と仕組み、コンピュータ情報の表現、インターネットの基礎、そしてスマートフォンの簡単App開発も試みることを通じて、情報システムを使いこなす必要な知識を身につけること。
秋季(情報処理演習Ⅱ)では、汎用性の高いプログラミング言語であるJavaを学習し、簡単なプログラムの作成・コンパイル・実行・結果検証等の一連の操作を通じて、情報処理世界の考え方「手順的な自動処理」について理解する。そして、クラウド、ソフトウェア開発とプロジェクト管理の基礎にも触れつつ、情報システムを提供するための必要な知識を学習すること。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

コンピュータの構造や原理等について理解でき、新しい情報機器・情報技術に対応できること。
情報会社における情報について理解すること。
プログラミング(Java)とソフトウェア開発の基礎を把握できること。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

評価は、出席と課題の提出状況、試験結果で総合判断する。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

参考文献:高橋麻奈『やさしいJava第4版』、ソフトバンククリエイティブ、2009、553p
高橋麻奈『やさしいITパスポート講座 2013年版』、ソフトバンククリエイティブ、2010、404p
その他、ITパスポート試験に関する参考書

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

自宅や大学などで常日頃からコンピュータに慣れ親しんでおくことが望ましい。
またITパスポート試験の受験を強く推奨する。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

授業中に配布する練習問題は、解答して提出すること。
教室内設置の端末を利用するので、各自パソコンを持参する必要はない。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
オリエンテーション・タイピング練習
【第2回】
インターネットの構造
Google ChromeとMicrosoft IE、その他
IPアドレス・ドメイン
【第3回】
コンピュータの構成:ハードウェアとソフトウェア
パソコンの基本設定
【第4回】
オペレーティングシステム・ソフトウェア(OS)
スマートフォンのOSについて
【第5回】
コンピュータの情報表現
インターネットの通信
データベース
【第6回】
セキュリティ
個人情報
【第7回】
メールの仕組み、無料メールソフト(Mozilla Thunderbird)の設定
【第8回】
総合演習(1)
【第9回】
スマートフォンAppについて
【第10回】
簡単なAndroid App開発
【第11回】
総合演習(2)
【第12回】
SNS(Social Networking Service)
【第13回】
情報社会・情報扱い・情報発信・無料サービス(Gmail等の例)
【第14回】
知的財産権・著作権、ソフトウェア開発
【第15回】
試験