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授業の内容(Course Description) |
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IT社会と呼ばれる現代、学習活動においても、将来の職場においても情報システムを使いこなす必要があり、情報システムの基本知識を身につけることが大切である。一方、職場においては、システム部門だけではなく営業や経理等管理部門でも、コンピュータシステムを提供するための必要な知識を有することで、業務のシステムの導入や現在システムの改善等に大変有益である。 本授業は、春季(情報処理演習I)では、コンピュータのハードウェアとソフトウェアについて、その原理と仕組み、コンピュータ情報の表現、インターネットの基礎、そしてスマートフォンの簡単App開発も試みることを通じて、情報システムを使いこなす必要な知識を身につけること。 秋季(情報処理演習Ⅱ)では、汎用性の高いプログラミング言語であるJavaを学習し、簡単なプログラムの作成・コンパイル・実行・結果検証等の一連の操作を通じて、情報処理世界の考え方「手順的な自動処理」について理解する。そして、クラウド、ソフトウェア開発とプロジェクト管理の基礎にも触れつつ、情報システムを提供するための必要な知識を学習すること。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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コンピュータの構造や原理等について理解でき、新しい情報機器・情報技術に対応できること。 情報会社における情報について理解すること。 プログラミング(Java)とソフトウェア開発の基礎を把握できること。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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評価は、出席と課題の提出状況、試験結果で総合判断する。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:指定しない. 参考文献:高橋麻奈『やさしいITパスポート講座 2013年版』、ソフトバンククリエイティブ、2012 その他、ITパスポート試験に関する参考書
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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自宅や大学などで常日頃からコンピュータに慣れ親しんでおくことが望ましい。 またITパスポート試験の受験を強く推奨する。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業中に配布する練習問題は、解答して提出すること。 教室内設置の端末を利用するので、各自パソコンを持参する必要はない。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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第1回】 オリエンテーション 【第2回】 ソフトウェア開発 クラウドについて Javaプログラムの仕組み 【第3回】 データの型と宣言・定数と変数 【第4回】 演算子の種類 文字列 【第5回】 制御文: 順次構造・単一分岐 【第6回】 多重分岐と反復構造 【第7回】 総合演習 【第8回】 クラスの基礎 【第9回】 継承 【第10回】 インターフェイス 【第11回】 入出力 データベース 【第12回】 例外処理・パッケージ 【第13回】 ソフトウェア開発 【第14回】 要件定義等プロジェクトマネジメント 【第15回】 試験
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