Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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ECCP演習 II 池村 俊郎
選択  1単位
【経営】 14-1-1120-3394-32A

1. 授業の内容(Course Description)

 3年生ECCP論理的思考クラスを修了した4年生を対象とします。論理的な考え方を現代社会の論点を通じ、磨いていくという3年時クラスの狙いと同じ方針、目標設定ですすめます。クラス体験がある学生諸君が想定されているので、概容は理解できるはずです。また、就活中の学生諸君の事情を考慮し、できるだけ余分な負担とならないよう、一回のクラスごとに完結していくスタイルをとります。プレゼンテーションなどこれまで力を入れてこなかった口頭訓練を取り入れ、より自由な雰囲気の中で一人一人が論理を磨いていける場とします。
戦後日本の産業史、あるいは経済人インタビューの映像を使い、我が国の産業全体に関係する知識を増やしてもらい、かつ社会人の先輩たちがどう現場で工夫し、課題を克服していったか学んでもらいます。
 最後、ゼミ参加者にテーマを設定してもらい、論稿を書いてもらいます。全員の論稿を集めた論稿集を作成し、クラスの成果として各個人だけでなく、今後のECCP学生へのメッセージとして残したいと予定しています。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 意見表明を簡潔かつ的確に行えるようになること。小論の説得力を増すこと。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 出席とクラス討論の内容で判断します。小論作成も評価対象とします。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 基本は3年時ECCPの講義を踏襲しますが、日本産業史についての知識を映像を使って深めていくことを主眼とします。また、その都度話題となったテーマについて自由な意見交換の場とします。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 とくに要求しませんが、3年時クラスからの延長で日常の社会的ニュース話題には目を常に向けておくこと。必ずNHK朝夜7時ニュースの話題を頭に入れておいてください。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 これも3年時クラスと同様です。社会人生活を目前にした4年生にとって現時点での社会的テーマに目を向け、それぞれ意見をもち、わかりやすく表明できることが望まれます。小論をまとめ、かつ的確に話し、メッセージを伝えられるよう努力を続けてください。クラスはすでに社会人として旅立つ学生諸君が対象ですから、教官との関係も、3年時までとは違い、社会の先輩後輩の関係をベースにそれぞれが意見交換する形をとりたいと思います。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

 進め方は3年時クラスを踏襲します。
 第1回で説明し、学生諸君の要望も取り入れ、柔軟なクラス形式ですすめます。