1. |
授業の内容(Course Description) |
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この授業は、教職課程を履修する学生専用の内容です。学生個人のPCスキル・Officeなどソフトウェア活用スキルを上達させることを(無論、それも大切です)主目的とはしません。 履修者が将来教職に就いた時に、「教育の情報化」を担うことができる能力(スキル・考え方・児童生徒に対する指導力)を身に付けることが主目的であり、15回の内容も学校教育に焦点化し、その場で役に立つICT活用能力の育成を目指します。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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文部科学省「教員のICT活用指導力の基準(チェックリスト)」に記載された内容について、5つの項目・18の質問全てについて「3:ややできる」以上の自己評価ができることを目標とします。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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・9回目に、WordとExcelを利用した学校の「お知らせ文書」を作成し提出する ・13,14回目にグループで自らが興味関心を持つ「教育課題」(詳細は教科書参照のこと)について調査し、PowerPointを用いて発表をする 以上2つの課題と普段の授業への参加態度を総合的に判断して評定を行います。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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教科書「教師をめざす学生のための情報教育リテラシー15日間」(現代図書) 購入しない場合、授業は受講できません
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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教科書には参考資料や映像が大量に紹介されています。それら全てを時間内で扱うことは当然不可能ですから、必要に応じてインターネットにアクセスをし、資料を読んでおく、視聴しておくことが求められます。 また、後半の課題はグループワークですので話し合いや作品の製作など、授業時間外の活動が必要となります。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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教職課程専用の授業ですから、常に「自分が教壇に立ったら」という立場から考えて、必要な能力を育成することが必要です。また、出席は厳しく管理します。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーション 文科省提言「教育の情報化ビジョン」、求められる教員のICT活用指導力 指導要領の中での扱われ方 【第2回】 ICT機器のいろいろ、授業におけるICT活用例、校務におけるICT活用実践例、 【第3回】 PC構造、データ処理構造、PC基本操作法、アプリケーションソフトのいろいろ 学校現場で利用されているアプリケーションソフトの紹介(Word、一太郎、Win Cubeなど) 【第4回】 学年に応じた文字入力方法 (かな・ローマ字)とソフト(Atok IME)の利用法、練習ソフトの利用法、ソフトキーボードなど 【第5回】 Word① 基本操作(ページ設定、レイアウト、フォントなど)ファイルと文書保存、コピーなど 【第6回】 Word② (表作成、画像)デジカメ画像の取り入れ、学級だより、保護者宛て文書作成など 【第7回】 Excel① 学校現場でのexcel活用実践例、excel基本操作(表の作成、文字の入れ方)、時間割(学級係表、住所録)の作成 【第8回】 Excel② 学校現場でのexcel活用実践例(表計算、データ処理系)、 excel基本操作(テスト結果一覧の作成、データ並べ替え、)、試験結果から評定を入れよう、データからグラフを作ろう 【第9回】 Excel・Wordスキルを使って学級だよりを作ろう 縄跳び大会結果、球技大会結果など表・グラフ・クリップアート挿入 【第10回】 インターネットの利用① インターネットの基本概念、利用上の注意とモラル、子ども用サイト(yahoo kids, ひらけごまなど)、携帯・スマホへの認識 【第11回】 インターネットの利用② 一般的な情報検索と引用の方法、情報の取捨、URLの見方、「デジタルコンテンツの収集・提供の在り方」著作権の基本とコンテンツの収集方法、教材・素材サイト、学術論文検索(学生としての基本スキル) 【第12回】 ICTを活用した「分かる授業」の作り方 【第13回】 パワーポイント①「どのような場面で」「どのように使わせるか」 (チラシ、ポスター、資料作成)、人が見て分かる、とはどういうことか。放課後のクラブ活動勧誘してみよう。 【第14回】 パワーポイント② 発表にむけて、発表活動と評価規準 【第15回】 特別支援教育におけるICT、求められる教員のICT活用指導力
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