Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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卒業演習(日本史6)- I 山下 須美礼
選択必修  2単位
【史】 14-1-1340-3833-11A

1. 授業の内容(Course Description)

 嘉永6年(1853)、長崎に来航したロシア使節プチャーチンとの交渉を担当した、幕臣川路聖謨の『長崎日記 下田日記』を取り上げる。受講者全員で輪読するとともに、各自の関心に基づき学術論文や史料等にあたり報告を行う。適宜、関連史料を提示し、古文書(くずし字)の読解力も養う。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 ・近世史料(活字・古文書)の読解力を養う。
 ・課題設定および文献や史料の探索、読解により、歴史学の方法論を身につける。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 春期末に行う筆記試験により評価。報告内容、質疑応答への積極性、出席率も勘案する。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキストは第1回授業時に配布。参考文献は適宜授業で紹介。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 テキストの読み込み、古文書読解の予習・復習、文献や史料の調査のため、充分な時間を取る必要がある。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 自分自身の関心がどこにあるのかを念頭に、常に主体的に授業にのぞみ、卒業論文執筆へと結びつけてほしい。質疑応答には積極的に参加すること。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 ガイダンス(授業の進め方・評価の仕方)、史料の概略
【第2回】~【第14回】
 担当者報告・質疑応答
【第15回】
 授業のまとめと期末試験