1. |
授業の内容(Course Description) |
|
この講義では受講者全員で地理学に関する書籍を読み、地理学への理解と知識を深めていきます。著名なドイツ人地理学者リヒトホーフェンは、幕末と明治維新直後の2度にわたって日本各地を旅しました。彼は、当時の日本社会の様子や景観などについて多くのことを日記に書き残しています。本講義では、リヒトホーフェンの日記『リヒトホーフェン 日本滞在記』の講読を通して、地理学者である彼が当時の日本の社会や景観をどのようにとらえていたか、そして、彼の訪問先が、現在、いかなる特徴をもつ地域となっているかについて把握をしていきます。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
『リヒトホーフェン 日本滞在記』の講読を通して、地理学者であるリヒトホーフェンが19世紀の日本の社会や景観をどのようにとらえていたか、また、彼の訪問先が、現在、いかなる特徴をもつ地域となっているかについて説明をすることができる。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
受講態度と発表内容をもとに、成績を評価します。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
リヒトホーフェン著・上村直己訳『リヒトホーフェン 日本滞在記』九州大学出版、2013年。
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
講義の前にテキストを読み、内容を把握しておきましょう。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
・発表者は発表前日までに担当教員にレジメを提出して下さい。 ・発表者の遅刻・無断欠席は厳禁です(公欠・病気・怪我などのやむを得ない事情がある場合は、ご相談下さい)。 ・受講者の数によって、講義の内容・形式を変更することがあります。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
1)ガイダンス・受講上の注意・講読の方法と担当の決定 2)~14)『リヒトホーフェン 日本滞在記』の講読 15)まとめ
|