Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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社会心理学概論 大久保 暢俊
選択  2単位
【現代ビジ】 14-1-1360-3869-05A

1. 授業の内容(Course Description)

 社会心理学の基本的な知識や考え方を解説します。社会心理学は、社会のさまざまな場面で生じる人間関係や、人と社会のかかわりを考える非常に重要な学問です。本講義では、個人の認知から集団関係といった、ミクロからマクロまでの幅広いトピックを扱います。さらに、「非意識的、自動的過程」、「文化心理学」、「進化心理学」などの近年の新しい潮流を紹介します。最後に、社会心理学が実際の場面でどのように応用されているのかを検討します。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 社会心理学的なものの見方を学ぶことで、身近な人間関係から社会現象までのさまざまな事象を社会科学的な観点から考察できるようにすることを目標とします。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 試験成績と出席状況で総合的に判断します。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキスト:使用しません。適宜資料を配布します。
 参考文献:適宜紹介します。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 講義のときに参考文献を紹介します。それらの文献をしっかり読んでください。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 どのような規模であれ、講義は教える側と教わる側の相互作用で構成されます。よい講義となるように一緒にがんばりましょう。
 私語、やむをえない事情がない場合の途中退出、その他迷惑行為は禁止です。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 導入
【第2回】
 社会的推論
【第3回】
 対人認知
【第4回】
 社会的認知と感情
【第5回】
 自己
【第6回】
 社会的影響
【第7回】
 態度と態度変化
【第8回】
 対人関係
【第9回】
 コミュニケーション
【第10回】
 対人行動(援助、攻撃、ソーシャルサポート)
【第11回】
 集団と集合
【第12回】
 社会心理学における非意識的・自動的過程
【第13回】
 社会心理学の新しい潮流:文化心理と進化
【第14回】
 社会心理学の応用(健康と幸福、消費者行動、裁判)
【第15回】
 まとめ