Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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日本の経済政策 I 湯川 志保
選択必修  2単位
【経済】 14-1-1110-3811-35A

1. 授業の内容(Course Description)

 この授業では、身近な事例を取り上げながら、様々な経済政策の目的と影響について説明を行います。私たちは、政府の実施している様々な政策の影響を受けながら生活しています。したがって、これらの政策の目的や内容を知ることは、日本経済の動きを知るために重要であるばかりでなく、自分の生活やとりまく経済環境を理解する上で不可欠です。授業では経済政策を批評できる水準まで力を養ってもらうことを目指します。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 (1)各政策の目的について理解する。
 (2)各政策の内容について説明ができる。
 (3)各政策について批評することができる。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 (1)期末に行う試験70%と小レポートや課題の提出30%で総合的に評価します。
 (2)出席状況は、合格基準に満たない場合の救済処置として考慮します。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 毎回の授業で、講義資料を配布する予定です。
【参考文献】
 山田節夫(著)『ベーシック経済政策』同文館出版
 田代洋一・萩原伸次郎・金澤史男(著)『現代の経済政策』有斐閣ブックス
 酒井邦雄・寺本博美・村上亨・吉田雅彦(著)『経済政策入門』成文堂
 *その他に必要な文献や資料があれば、授業で適宜紹介します。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 (1)講義資料を読み直し、重要な点についてはノートなどにまとめ直すことをおすすめします。
 (2)授業で出てきた経済用語や定義についてもテーマごとに整理しておくと良いでしょう。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 各政策に関連した新聞記事や統計データなども紹介していきます。また、授業内容についてわからないことがあれば遠慮なく質問して下さい。
 他の受講者に迷惑のかかる行為は減点の対象になります。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 授業ガイダンス
【第2回】
 経済政策の目的と学ぶ意味
【第3回】
 経済政策の基礎知識の習得(1)
【第4回】
 経済政策の基礎知識の習得(2)
【第5回】
 経済政策の基礎知識の習得(3)
【第6回】
 産業政策(1)
【第7回】
 産業政策(2)
【第8回】
 産業政策(3)
【第9回】
 雇用政策(1)
【第10回】
 雇用政策(2)
【第11回】
 雇用政策(3)
【第12回】
 貿易政策(1)
【第13回】
 貿易政策(2)
【第14回】
 貿易政策(3)
【第15回】
 授業の総括
 *受講者の状況や初回授業でのアンケートをみて、授業内容を変更する場合もあります。