Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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観光資源論B 有馬 貴之
選択必修  2単位
【観光経営】 14-1-1130-3751-22A

1. 授業の内容(Course Description)

 多くの地域で、観光資源の発掘に尽力している様子がメディア等でも取り上げられています。しかし、実際に観光資源を発掘するとなると、その資源のことをしっかりと知らなければなりません。加えて、それらをどのように売るのかも考える必要があります。
 この講義では東京都の観光資源に着目し、その性質を学んでいくことで、観光資源というものを理解していきます。特に、講義では東京の「文化」と「自然」を中心に講義を行います。さらに、観光資源の活用を実際に行っている方々をお招きし、お話を伺います。
 最終的には、春期の観光資源論Ⅰで学んだ知識も用いて、自ら観光資源の発掘を行えることを目標とします。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 本講義を受講することで得られる技能目標は主に以下の3点です。
  ・東京都の観光資源(特に自然や文化)について理解し、説明できる
   ・観光資源とは何かを理解し、利用の仕方を提案できる
 ・観光資源を自ら発掘できる

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 成績は以下の4つで評価します。
  ・中間テスト(20%)
  ・巡検およびゲスト講師による講義への参加とレポート(30%)
  ・期末テスト(25%)※
  ・レポート(25%)
 ※ 2014年12月7日実施予定の東京シティガイド検定に合格した場合、期末テストは免除されます。(検定の成績を評価に反映します。)

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 公益財団法人東京観光財団 2012.『新・大江戸東京の歩き方 東京シティガイド検定公式テキスト』 ダイヤモンド社.
参考文献
 貝塚爽平 2011.『東京の自然史』 講談社学術文庫.
 貝塚爽平監修 1997.『東京都地学のガイド―東京都の地質とそのおいたち』 コロナ社.

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 本講義では東京の観光資源を扱いますので、可能であれば講義で取り扱った場所等に実際に訪れてみることをお勧めします。また、ガイドブックや旅行番組なども普段から見るようにすると良いでしょう。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 本講義では巡検(土曜もしくは日曜)を行う予定ですので、参加して下さい。また、講義の後半にはゲスト講師をお招きします。その回にも出席が求められます。
 この講義で使用するテキストは、春期の観光資源論Ⅰでも同様に使用します。観光資源論Ⅰと本講義を通年で履修すれば、2014年12月7日実施予定の東京シティガイド検定の合格に近づきます。東京シティガイド検定についてはhttp://www.gotokyo.org/jp/cityguide/index.htmlを参照して下さい。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 【ガイダンス:観光資源の理解と発掘】
【第2回】
 東京のアミューズメント施設
【第3回】
 東京ディズニーランドに隠された秘密
【第4回】
 江戸っ子の楽しみと伝統文化
【第5回】
 江戸の信仰と祭り、食べ物
【第6回】
 東京を舞台にした文学・映画・テレビ
【第7回】
 【中間テスト】
【第8回】
 東京の自然
【第9回】・【第10回】
 【巡検(現地実習)】
【第11回】
 東京の観光資源まとめ1
【第12回】
 東京の観光資源まとめ2
【第13回】
 【ゲスト講師講演(予定)】観光資源を活かす試みの色々
【第14回】
 【ゲスト講師講演(株式会社サプラニア 代表 湯原勇太 様)】 地域の資源を活かす試み
【第15回】
 【期末テスト】
※ 講義の受講者数や進行状況によっては計画が変更されることがあります。