Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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スポーツ産業構造論B 谷崎 敦彦
選択必修  2単位
【観光経営】 14-1-1120-3242-29A

1. 授業の内容(Course Description)

明治以降 日本のスポーツは教育(「知育」「徳育」「体育」)の一領域としての学校体育や企業の福利厚生の一部また広告宣伝の手段としての企業スポーツを受け皿として発展して来た。然し乍 1964年の東京オリンピックに端を発した「スポーツの大衆化」、1993年のJリーグ開幕に始まる「スポーツの高度化」の2つの方向性の広がりに依り スポーツは今や一大産業として認知されるに至った。本講座では数兆円産業に成長した「スポーツ産業」を上記2つのスポーツの流れを踏まえ、「スポーツ用品産業」「スポーツ・サービス産業」「スポーツ施設・空間産業」など各領域に於ける個別企業の事例などを取上げ、具体的に「スポーツ産業」全体を俯瞰的に理解することを主目的とする。
特に今後「スポーツ社会論」「スポーツ経営論」などを学ぶ意欲ある学生には必修の講義となる。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

スポーツの価値を再認識すると共に、多肢に亘るスポーツ産業全体を包括して理解することが第一の目標。次にスポーツの価値を活かした産業の構造並びに関わり方など細部に付いて理解することを最終目的とする。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

出席:7割以上の出席を前提とする。 出席点として30点
レポート:期中に2回の課題レポート提出 20点
期末テスト: 50点満点

以上を総合的に評価する。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

参考文献:『スポーツ産業論 第5版』 原田宗彦著 、杏林書院

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

スポーツに関連するメディアの報道を日々チェックし背景を探ること。
授業内で取上げた具体例を文献等により再度学習すること。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

真面目に「スポーツ」関連授業を学ぶ姿勢を示してくれること期待しています。
尚、前期「スポーツ産業論 Ⅰ」の単位取得者のみ本講義の履修可能者と致します。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

第1回: 「ガイダンス」
第2回: 「前期のおさらい」
第3回: 「する、観る、支える、スポーツ産業」
第4回: 「スポーツ消費者とは」
第5回: 「スポーツイベント産業」
第6回: 「スポーツ用品産業」
第7回:  有識者による講演
第8回: 「スポーツ スポンサーシップ」
第9回: 「日本のスポーツ産業」
第10回:「欧米のスポーツ産業」
第11回:「スポーツとメディア」
第12回: 有識者による講演
第13回:「スポーツ・ツーリズム」
第14回:「スポーツとIT」
第15回:「纏めとテスト」