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授業目標 |
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この授業のねらいは、手巻きウインチの設計演習をとおして、設計計算の手順、材料の選び方、各部の強度計算の方法を理解し、設計のために必要な規格や表などの利用方法を習得することです。また、設計計算結果を製作図として表現する手法の理解を深めていきます。
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2. |
授業概要 |
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次のような内容を学習します。 手巻きウインチの機能と構造、ワイヤロープの設計、巻胴の設計、歯車装置の設計、つめ車の設計、ブレーキの設計、中間軸・ハンドル軸の設計、巻胴軸の設計など
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3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
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第1回から第7回までは指定した教科書の次回分を事前に読んでおいてください。
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4. |
授業計画 |
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第 1 回:手巻きウインチの機能と構造、設計手順、ワイヤロープの設計、計算書検算 第 2 回:巻胴の設計、計算書検算 第 3 回:歯車装置の設計、計算書検算 第 4 回:つめ車の設計 第 5 回:ブレーキの設計、中間軸・ハンドル軸の設計、計算書検算 第 6 回:巻胴軸の設計 第 7 回:巻胴軸の設計、計算書検算 第 8 回:計算書検算 第 9 回:計算書検算 第10回:製図 第11回:製図 第12回:製図 第13回:製図 第14回:検図 第15回:計算書、図面提出
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5. |
成績評価の方法、基準 |
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期日内に提出した設計計算書および設計図,並びに途中の進捗状況も加味して評価します。
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6. |
使用テキスト及び使用教材 |
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機械設計研究会編「手巻きウインチの設計(第2版)」理工学社(2007)
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7. |
その他 |
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設計計算方法を理解したうえで、手順に従って関数電卓で計算します。不都合な点があるかどうか手順に従って確認し、あれば再計算します。最終的に設計計算書と設計図を完成させます。なお、製図用紙等については授業で指示します。
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