Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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機器分析法(Instrumental Analysis) 山根 久和
3年 後期 専門科目選択 2単位
【バイオ・後】 14-1-0417

1.
授業目標

生体中の生理活性物質などの成分、食品中の成分、および環境中に存在する様々な物質を抽出、分離してから、機器分析により同定・定量する方法を学びます。また、有機化合物の様々なスペクトルを測定して、その構造を決定する方法も学びます。

2.
授業概要

以下の事項について学びます:a.生体成分の抽出 b.溶媒分配法 c.クロマトグラフィー(カラムクロマトグラフィー、薄層クロマトグラフィー、ガスクロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィーなど) d.スペクトル法による分析と構造決定(紫外スペクトル、赤外スペクトル、核磁気共鳴 (NMR) スペクトル、質量分析)

3.
準備学習(授業時間外の学習)

これまでに学習した有機化学や分析化学を復習しておいて下さい。

4.
授業計画

[第 1 回]生体成分の抽出、有機溶媒の構造と性質
[第 2 回]溶媒分配法による有機化合物の分離
[第 3 回]クロマトグラフィーとは
[第 4 回]ガスクロマトグラフィー(1)
[第 5 回]ガスクロマトグラフィー(2)
[第 6 回]高速液体クロマトグラフィー
[第 7 回]紫外スペクトル(1)
[第 8 回]紫外スペクトル(2)
[第 9 回]赤外スペクトル(1)
[第10回]赤外スペクトル(2)
[第11回]1H-NMRスペクトル(1)
[第12回]1H-NMRスペクトル(2)
[第13回]13C-NMRスペクトル
[第14回]質量分析(1)
[第15回]質量分析(2)

5.
成績評価の方法、基準

講義した内容について筆記試験で評価します。

6.
使用テキスト及び使用教材

配布するプリントを使用します。
スペクトル法に関する参考書:新津他著、有機スペクトル解析、三共出版
クロマトグラフィーに関する参考書:泉他著、機器分析の手引き(全4冊)のうちの第2集、化学同人

7.
その他

時にありません。