Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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プログラミング1(Programming1) 荒井 正之
1年 前期 専門基礎科目必修 2単位
【ヒューマン・前】 14-1-0430

1.
授業目標

基礎的なJavaアプレットプログラムが作成できるようになることが到達目標です。このため、描画プログラムの作成など簡単なことから始めて、連接、判断、繰り返し処理といったプログラムの全体構造の理解や個々の技法を学びます。自分が使うプログラム作成環境を整えることなど、プログラミング一般に関する基本的なことを学習し、確実に使えるようになり、知識として身についた理解となることを目指します。

2.
授業概要

次のような内容を学習します。
(1)プログラミング基礎とプログラミング言語Javaの基礎:アルゴリズムとプログラムの関係、オブジェクト指向言語の特徴、プログラミング言語Javaの特徴および文法の基本的なルールについて学びます。
(2)プログラム作成環 境:EclipseとJDKによるプログラム作成環境について学びます。
(3)プログラムの全体構造:簡単な描画プログラムを例に全体構造を学びます。
(4)Javaアプレットの基礎:描画プログラムを例に、Javaアプレットのプログラミングの基礎について学びます。
(5)連接、判断、繰り返しに関するプログラムの作成:描画プログラムおよび文字列を表示するプログラムの作成を通して、アルゴリズムの基本構成単位である連接、判断、繰り返し処理について学びます。

3.
準備学習(授業時間外の学習)

CL教室のコンピュータ、LMS等の学内情報システムの使い方を理解しているという前提で授業を進めますので、情報基礎の授業でしっかり学んでください。授業内容は、1週間前にLMSに公開します。予習に使ってください。

4.
授業計画

第 1 回:プログラミングってなんだろう(プログラムの必要性、オブジェクト指向プログラミング)
第 2 回:プログラミング言語Javaの特徴、プログラミング言語Javaの文法の基本ルール
第 3 回:プログラム作成環境、例題プログラム実行によるJavaアプレットの全体構造
第 4 回:Javaアプレットによる描画プログラムの作成−1
第 5 回:Javaアプレットによる描画プログラムの作成−2
第 6 回:変数と演算を用いたJavaアプレットプログラムの作成
第 7 回:繰り返し処理を用いたJavaアプレットプログラムの作成−1
第 8 回:繰り返し処理を用いたJavaアプレットプログラムの作成−2
第 9 回:中間試験
第10回:条件分岐処理を用いたJavaアプレットプログラムの作成−1
第11回:条件分岐処理を用いたJavaアプレットプログラムの作成−2
第12回:Javaアプレットによる文字列表示プログラムの作成
第13回:総合演習−1
第14回:総合演習−2
第15回:期末試験、まとめ

5.
成績評価の方法、基準

レポート点,中間試験,期末試験,授業態度等により総合的に評価します。

6.
使用テキスト及び使用教材

齋藤隆・内藤宏志著「演習でマスターするJavaプログラミング 第2版」共立出版(2011)
教材はLMS上に掲載します。また、CL教室にインストールされているEclipseとJDKを使用します。

7.
その他

大学と同じ学習環境を自宅に構築して(EclipseとJDKを自宅のコンピュータにインストールして)、予習復習に活用することを望みます。