1. |
授業目標 |
|
以下の概念に親しみ、使えるようになることを目標とします: エネルギー保存の法則やポテンシャルエネルギー、そして弾性エネルギー。 人工衛星の軌道投入条件。 振動と波動、周期運動。 音波や光の諸性質。
|
2. |
授業概要 |
|
物理学は多くのハイテク技術の根幹を成しています。物理学2では、前期に学んだ物理学1を受けて、物理学の基礎である力学をさらに広く発展させます。今学期は非常に重要なエネルギー保存則から始まり、電力にも関係する仕事と仕事率を学び、宇宙にも関連深い円運動という周期運動を学習します。周期運動は、振り子とバネに代表される振動運動につながり、やがて音や海の波に代表される波動へと発展します。
|
3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
|
宿題やレポートは重要な採点材料になりますから、提出しないと単位が出ない可能性が高まります。 必ず期限を守って提出してください。
|
4. |
授業計画 |
|
1.エネルギー保存の法則とは?(力学バージョンの始まり) 2.仕事とエネルギー 3.そもそも電力って?仕事率と電力の関係 4.宇宙に拡がる万有引力の法則とポテンシャルエネルギー 5.人工衛星の物理:円運動と周期 6.科学の発展とは?点から線へ、そして剛体へ 7.剛体と慣性モーメント 8.中間試験 9.振り子と単振動 10.それでもエネルギーは保存される?バネとバネ振り子、弾性エネルギー 11. 科学の発展とは?振動から波動へ 12.色々な波動とそれらの性質 13.音と音波 14.うなりとドップラー効果 15.光の性質(回折や全反射)と期末試験
|
5. |
成績評価の方法、基準 |
|
授業参画度、宿題、中間試験、読書感想文、期末試験により成績を評価します。
|
6. |
使用テキスト及び使用教材 |
|
飽本一裕・間多均著「すらすらわかる楽しい物理♪」共立出版、2500円 飽本一裕著「クイズで学ぶ大学の物理」講談社ブルーバックス、1200円
|
7. |
その他 |
|
この授業で単位を取るコツは授業中に伝授しますから、ネバーギブアップ! 読書感想文を書くには、物理学2に関連した本(マンガや小説、雑誌は不可)を図書館等で読み、まず、著者、題名、発行所、発行年を紹介し、本の粗筋を記述します。次に、著者が強調するポイントを幾つか述べ、それらに対する自分の感想や全体的な感想も書いてください。また、自分が最も興味をもった個所を最低1ページコピーし、そのページのどこにどのように興味をもったかを説明してください。長さはA4用紙1枚以上です。14,15回目ではプロジェクト演習として学生に発表してもらう可能性があります。
|