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授業目標 |
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この授業は高校の『情報』科免許取得のための前提科目の一つとして設定されています。2013年度からは、「社会と情報」という新科目が生まれ、高校生は、「情報化と社会」という広範な学習課題に取り組んでいます。授業で、高校生がこれを学習する際に遭遇する諸問題を、教師の視点で整理できるようになって、効果的な授業を進められる力を獲得することがこの授業の目標です。
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授業概要 |
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情報化と社会という問題を、①情報化社会とは何か、②情報化社会に生きるとはどういうことか、③社会にとって情報化とはどういうことか、という三点を基軸に取り上げて、情報技術(ITおよびICT)の特性をもとに、情報化が社会に及ぼす影響を、経済・社会・文化のそれぞれについて明らかにします。調査,発表,討議を中心に進めます。
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準備学習(授業時間外の学習) |
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毎回の教材はLMSに掲載し、1週間前にアクセスできるようにしますので、予習をして授業に臨んでください。
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授業計画 |
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第 1 回:情報社会とは 第 2 回:情報社会が抱える問題 第 3 回:社会の情報化 第 4 回:情報と人間との関わり 第 5 回:知的財産権にみる法規制の考え方 第 6 回:著作権法演習 第 7 回:情報セキュリティと情報モラル 第 8 回:ケーススタディ 第 9 回:情報とコミュニケーション 第10回:コミュニケーションモデル 第11回:情報技術と社会 第12回:メディア・リテラシー 第13回:総合演習 ― 情報技術の社会的側面 第14回:総合演習 ― 情報技術の個人的側面 第15回:高校の教科「情報」における社会と情報の諸問題
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成績評価の方法、基準 |
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成績は、(a)調査と発表および討議への参加と、(b)レポート(提出物)で、評価します。評価基準は、(a)では活動自体と内容で、(b)は内容で評価します。全体での比率は、40%、60%の割合とします。
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使用テキスト及び使用教材 |
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教材はLMSに掲載します。授業中に印刷物を配布することもあります。
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その他 |
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