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授業目標 |
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この授業のねらいは、テキスト、音声、映像などの情報を遠方まで伝えるためのしくみが理解できるようになることです。
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2. |
授業概要 |
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この授業では次のような内容について学習します。 私達が日頃利用している移動体通信、衛星通信、マイクロ波通信などの各種ワイヤレス通信、および光ファイバ通信に用いられている基本技術とそのしくみについて学びます。主としてアナログ、ディジタル変調方式、各種通信方式のシステム構成、主要技術を学びます。この科目を履修することにより、情報を遠方に伝えることを目的とする通信のしくみが理解できるようになります。 具体的には次のような内容について学習します。 (1)通信、放送の基本構成、しくみ (2)アナログ、ディジタル変調 (3)移動体通信方式、衛星通信方式、固定マイクロ波方式、放送、レーダ、光ファイバ通信方式など
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3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
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LMSに各講義回毎の主要部分の講義ビデオ、講義項目を掲載していますので、予習、復習に利用して下さい。
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4. |
授業計画 |
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第1回:情報と通信 情報と通信、発展の歴史 第2回:通信システム 情報通信システムの構成 第3回:変調 変調の目的と種類、パルス変調 第4回:アナログ変調 AM、FM、PM、DSB、SSB 第5回:ディジタル変調(1) PCM、ASK、FSK,PSK 第6回: 同 (2) QPSK、π/4シフトQPSK 第7回: 同 (3) 多値変調、QAM 第8回:スペクトラム拡散通信 マルチアクセス技術、TDMA、FDMA、CDMA 第9回:移動体通信方式(1) 基本構成、各種移動体通信サービス、主要技術 第10回: 同 (2) マルチアクセス技術、デュープレクス技術、今後の動向 第11回:衛星通信方式 基本構成、通信衛星、地球局、マルチアクセス技術 第12回:固定マイクロ波方式 基本構成、主要技術、装置 第13回:放送、レーダ 基本構成、主要技術、レーダ、送受信装置など 第14回:光ファイバ通信方式(1) 光デバイス、光導波の原理、伝送特性 第15回: 同 (2) 変復調回路、システム構成など
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成績評価の方法、基準 |
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期末試験の結果で評価します。
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使用テキスト及び使用教材 |
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教科書:大友、小園、熊澤著、「ワイヤレス通信工学(改訂版)」、コロナ社 参考書:桜庭著、「オプトエレクトロニクス入門」、森北出版
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7. |
その他 |
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ほぼ毎回講義の最後に簡単な小テストを実施します。 通信関連国家資格取得のための認定科目については、学生便覧を参照してください。
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