Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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スポーツ方法実習(水泳)(Sports Method Training (Swimming)) 剱持 佑起
1年 前期 総合基礎科目選択 1単位
【地域・前】 14-1-0718

1.
授業目標

背泳ぎ、平泳ぎ、クロール、バタフライの水泳技能向上と指導方法についての技術を主体的に身につけ、100m個人メドレーで2分間の時間制限の中で泳ぎ切ることを最終目標とします。また、安全管理で最低限必要だと考えられる救急法についても実践できることを目標とします。

2.
授業概要

プールへの入水授業は6月下旬頃から実施します。この授業は平成20年度から教職課程(保健体育教員免許)のために設けられました。よって、主たる目的は健康づくりや体力づくりとしていません。
本授業では、将来、保健体育授業を実践することを念頭に、指導方法について考えながらお互いに意見を出し合い実習形式で授業を展開していきます。水泳技能としては1)クロール2)平泳ぎ3)背泳ぎ4)バタフライの技能向上を目指します。また、客観的に泳ぎを確認するためにフォームのビデオ撮影を行います。

3.
準備学習(授業時間外の学習)

入水は6月下旬頃から行いますが、最初に泳力チェックを行いますので、各自定期的に運動を行っておくようにしてください。

4.
授業計画

1. ガイダンス 
2. コミュニケーションワーク
3. 水泳の歴史
4. 心肺蘇生法実習 
5. 水泳の競技特性を踏まえたトレーニング
6. 泳力チェック(4泳法)フォーム撮影
7. 指導方法の考案
8. 泳法実習(クロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ)
9. 泳法実習(クロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ)
10. 泳法実習(クロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ)
11. 泳法実習(クロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ)
12. 泳法実習(クロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ)
13. アクアコンディショニング 個人メドレー練習
14. 水上安全法 個人メドレー練習
15. 定期試験、まとめ 実技試験100m個人メドレー(時間制限2分間)

5.
成績評価の方法、基準

指導実習、定期試験、実技試験、レポート(見学者)、講義に対する積極性を総合的に評価します。

6.
使用テキスト及び使用教材

必要に応じて資料を配布します。

7.
その他

初回授業にて全体の内容を説明しますので、履修希望者は必ず出席してください。出席しなかった場合は履修を認めません。他の予定がある場合は滝澤または剱持に事前に相談してください。
入水の授業では、屋外プールを使用するため水温が低くなっていることがあります。各自アンダーシャツを着用するなど保温対策をしてください。また、キャップは必ず着用してください。
履修希望者が多数の場合は、人数制限を設けることがあります。
【参考文献】
・スイミング解剖学(イアン・マクロード著 下山好充監訳他:ベースボールマガジン社2,200円)
・公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑥予防とコンディショニング
(財団法人 日本体育協会:文光堂2,800円)
・心肺蘇生法教本(日本ライフセービング協会編:大修館書店,840円)