1. |
授業目標 |
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ドイツ語の基礎の習得、すなわち文法の骨格を理解し、やさしい日常会話ができるようになることを目指します。
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2. |
授業概要 |
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教科書の構成に沿って授業を行います。「文法コーナー」で新出の文法の要点を学んでから、「表現コーナー」では日常よく使われる表現を繰り返し音読して練習します。次に「練習コーナー」の穴埋めやリスニングの問題によって「文法コーナー」で学習した文法事項を確かめます。最後にまとめとして課の終わりにある会話テキストに取り組みます。意味を理解したうえで役割を分担して練習を行い、重要な文を暗記できるほど繰り返すことによってドイツ語の日常的表現を身につけてもらいます。
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3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
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付録のCDには教科書のドイツ語テキストのほとんどが録音されていますので、これを使って予習、復習に取り組んでください。外国語の学習では、新しく学んだ事柄を繰り返し練習し着実に習得しておくことが大事です。重要な文法事項についてはレポートを課し、さらには小テストを行って理解を確認します。
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4. |
授業計画 |
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【第1回】「ドイツ語1」で学習した事項の復習。 【第2回】Lektion 8 動詞の3基本形、過去の人称変化。 【第3回】Lektion 8(続き)接続詞。「30年前の女性の就労」。 【第4回】Lektion 9 現在完了、話法の助動詞の完了形。 「学生のアルバイト」。 【第5回】Lektion 9(続き)過去分詞にge- のつかない動詞、分離動詞の過去分詞。 【第6回】Lektion 8~9までの復習、プリントを用いた学習。 【第7回】Lektion 10 受動。 【第8回】Lektion 10(続き)再帰動詞。「学校での宗教教育」。 【第9回】Lektion 11 zu不定句 、zu不定句の用法。「老親と同居するか」。 【第10回】Lektion 12 定関係代名詞。「女性の生き方の今昔」。 【第11回】Lektion 12(続き)指示代名詞、不定代名詞。 【第12回】プリントを使った学習。 【第13回】Lektion 13 命令形、疑問代名詞、不定関係代名詞。「個室とプライバシー」 【第14回】後期に学習した事項の復習と補足。 【第15回】期末試験、まとめ。
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5. |
成績評価の方法、基準 |
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小テスト、期末テストの結果に平常点を加味して総合的に評価します。
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6. |
使用テキスト及び使用教材 |
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大谷弘道ほか「新・問いかけるドイツ語 改訂版」三修社
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7. |
その他 |
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「ドイツ語1」を履修した学生が続けて受講することによって、一年間でドイツ語の基礎が習得できるように構成されています。履修の条件として「ドイツ語1」が履修済みであるか、それと同等のドイツ語の学力を有することが必要です。ただし、「ドイツ語1」で学習した事項も繰り返し復習しますので、学力に不安を持つ学生も臆することなく受講して下さい。「ドイツ語2」を修了した後には2年生以上を対象とした中級・上級者向けのクラスが開講されていますので、学習を継続し、さらに上のレベルを目指していただきたいと思います。
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