Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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地理学Ⅱ(GeographyⅡ) 山田 耕生
1年 後期 総合基礎科目選択 2単位
【地域・後】 14-1-0738

1.
授業目標

この科目は地理学の基礎的事項を学ぶ科目であり、地理学に関連した諸科目の基幹となる科目です。本講義を通して、日常生活で見られるさまざまな現象を、地理学的な見方や考え方によって理解し、表現できる能力を身につけることが目標です。

2.
授業概要

自然地理学とは、地理学の学問としての根底をなす二大分野の一つであり、地形や気候などといった自然環境に関する事象を空間という概念によって説明する学問です。本講義では、地形、気候、植生、土壌など、自然地理学を構成する諸分野について事例を交えながら解説します。なお、毎回、高等学校で使用した地図帳を持ってきて下さい。

3.
準備学習(授業時間外の学習)

毎回の授業ではレジュメ・資料を配布し、それに沿って講義を進めますが、次回の授業までには必ず復習して下さい。また、授業では世界および日本のさまざまな地名が登場しますが、日頃から地図帳などに目を通し、場所や特徴を覚えておくようにして下さい。

4.
授業計画

第1回 ガイダンス/地理学および自然地理学とは
第2回 自然地理学における地球の理解
第3回 地図と地理学(地形図の見方)
第4回 気候と地理学(気候と大気大循環)
第5回 気候と地理学(ケッペンの気候区分)
第6回 気候と地理学(地域スケールの気候/日本の気候)
第7回 地形と地理学(世界の大地形の形成)
第8回 地形と地理学(第四紀と日本列島の成立)
第9回 地形と地理学(山地と丘陵地)
第10回 地形と地理学(平野)
第11回 地形と地理学(海岸)
第12回 生物と地理学(日本の植物相/日本の動物相)
第13回 環境問題と地理学(地球温暖化/酸性雨/オゾン層減少)
第14回 授業のまとめ
第15回 定期試験(試験後に解答解説を行います)

5.
成績評価の方法、基準

数回おきに実施するレポート、期末の定期試験を重視しますが、授業への参加状況・授業態度からも総合的に判断します。

6.
使用テキスト及び使用教材

講義において適宜指示します。

7.
その他