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授業目標 |
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この授業では地域経済循環の仕組みと多様な地域経済発展のあり方を学びます。
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2. |
授業概要 |
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地域経済は活動の基軸となる企業・産業の構造によって固有の特性をもっています。少子高齢化や「ひと」「もの」「かね」「ちえ」のグローバル化が進むもとで、ローカルな地域経済がどのように変貌していくのか、地方における地域経済の発展方向はどのようなものなのか、具体的な事例を通じて明らかにしていきます。
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3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
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・事前にテキストの該当箇所を読み、各章末にある演習問題を解いておいてください。演習問題の答案文は毎回授業の際に配布する感想文用紙に記載してもらいます。 ・統計データ等が掲載されている図表については、事前に最新データをWeb等で調べ、改訂版を作っておいてください。 ・商店街に関する現地調査課題を出します。授業時間帯以外に調査票にもとづいた調査を実施します
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4. |
授業計画 |
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第 1 回 ガイダンス 地域経済論を学ぶ意義(テキストの序章1.) 第 2 回 地域経済学の基礎と課題(序章2.3.) 第 3 回 国境を超える地域経済「世界都市・東京」(第1章) 第 4 回 工業地帯・大都市圏─名古屋(第2章1.) 第 5 回 地方中枢都市の成長と成熟化─札幌・仙台・広島・福岡(第3章) 第 6 回 地方都市の内発的発展─金沢市と宇都宮市(第4章) 第 7 回 地方工業都市─自動車工業集積地域(第5章) 第 8 回 伝統産業と地場産業 第 9 回 商業集積と地域経済─中心商店街の再生(第6章) 第10回 知識経済と地域経済─アメリカのシリコン・バレー(第9章) 第11回 中小企業の地域ネットワーク─イタリア・ボローニャの発展(第10章) 第12回 都市再生と地域経済─イギリス・バーミンガム(第11章) 第13回 サスティナビリティと地域経済─ドイツ・フライブルグ 第14回 東日本大震災と地域経済再生 第15回 定期試験、まとめ
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5. |
成績評価の方法、基準 |
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・出席・感想文点:25点→毎回、演習問題の解答や授業に関する感想文提出を求めます。記載内容によって1~2点の幅があります。累積点の上限は25点です。 ・現地調査課題:25点。授業で調査対象、調査内容、提出日等を指示します。 ・期末試験:50点→第14回で配布する練習問題から出します。
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使用テキスト及び使用教材 |
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中村剛治郎編『基本ケースで学ぶ地域経済学』有斐閣、2008年。なお追加資料は適宜配布します。
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7. |
その他 |
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