1. |
授業目標 |
|
「アシモを超えるロボット」を、学生でも作れる方法の解説。つまり、実際に本学で研究開発している身長120cmの人型ロボットの技術の解説が主となります。さらに、ロボットと人間との関わり合い、社会や科学の発展への貢献や、人工知能、未来のロボットの可能性、等についても触れます。
|
2. |
授業概要 |
|
まず、ロボカップや、種々のロボットの動画を紹介した後、実際に関根研で研究開発している身長120cmの人型ロボットの技術の解説を行います。その際、センサ、歩行の運動力学、条件反射的行動、デジタル通信制御等についても述べます。さらに、今後のロボットと人間の関わり合い、ペットロボット、産業ロボット、人工知能、感性等について解説し、未来の夢などについても少し触れます。
|
3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
|
授業の目標は、ロボット科学のみならず、電子情報全般に関して、学部の講義よりも実際的な知識及び技術を幅広く理解し、体得することです。但し、学部で必ずしも専門的な勉強をして来なかった学生にも理解できるよう、配慮しながら進めていきます。 準備学習としては、授業終了時に課題を伝えますので、自主的に学習しておいてください。
|
4. |
授業計画 |
|
1.各種ロボット(1) 今日の各種ロボット 2.各種ロボット(2) ロボカップ、演奏ロボット等 (動画での紹介) 3.ロボットと人間(1) 歴史、及び、今の各種ロボット、ホビー・ペット、産業、宇宙、原子炉、介護 4.ロボットと人間(2) デ-タ検索等々のロボット、知能、感情の可能性、未来のロボット等 5.製作例と技術(1) 120cm人型ロボットの動画、技術の概要 6.製作例と技術(2) 170cm人型ロボットの動画、技術の要素 7.5感とセンサ(1) ロボットとセンサ ロボットと人間の比較 8.各種センサ 9.静歩行 2足歩行のバランス 10.動歩行 人の歩行の運動力学、歩行バランスと傾きセンサ 11.脚の動き 各々の関節の動き、制御機構 12.腕の動き マイコン技術、デジタル通信等 13.会話 会話するロボットを作るには? 14.音声認識、画像認識 15.超伝導デバイス 人工知能、人工脳、生命との係わり合い、宇宙未来都市等
|
5. |
成績評価の方法、基準 |
|
レポ-トで評価します。
|
6. |
使用テキスト及び使用教材 |
|
教材は必要に応じ授業時に配布します。参考書は授業時に紹介します。
|
7. |
その他 |
|
講義の中で、動画の紹介等を随時行ってゆきます。
|