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授業目標 |
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本講義は柔道整復学についての研究テーマを見つけるための授業です。 したがって、受講生の要求に応じて内容は変わることがあります。
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授業概要 |
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柔道整復学の古典的治療法から最新の科学的根拠に基づく治療法(リハビリテーションを含む)までオムニバス方式で教授します。 1)古典的治療法などをの資料分析やその科学的な解析、現在の治療法との比較検討などを行います。 2)骨折・脱臼などの整復法の科学性の追究と臨床応用、特に徒手整復法の治験データの取り方及び評価法を教授します。 3)筋・軟部組織損傷治癒過程の定量的評価法を中心に教授します。 4)医学・医療、保健衛生、スポーツ関連施設の見学実習も行います。
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3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
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柔道整復師の免許を取得しているが、臨床経験が少ない学生が理解しやすいレベルです。 後期開講の「柔道整復学演習も併せて履修することが望ましいです。
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4. |
授業計画 |
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第1回:古典的施術法などの資料分析などを行います。(宮坂卓治) 第2回:古典的施術法と現在の施術法との比較検討などを行います。(宮坂卓治) 第3回:骨折・脱臼などの整復法の科学性の追求を教授します。(宮坂卓治) 第4回:骨折・脱臼などの整復法の臨床応用を教授します。(宮坂卓治) 第5回:骨折・脱臼などの徒手整復法の治験データの取り方を教授します。(宮坂卓治) 第6回:骨折・脱臼などの徒手整復法の治験データの評価法を教授します。(宮坂卓治) 第7回:救護活動に参加し、データの収集をおこないます。(宮坂卓治) 第8回: 救護活動で得られたデータを解析します。(宮坂卓治) 第9回: 救護活動での成果を発表します。(宮坂卓治) 第10回:柔道整復学の科学的な解析などを実技を交えて行います。(宮坂卓冶) 第11回:軟部組織損傷の治癒過程について生化学的に教授します。(阿部弘之) 第12回:筋・腱損傷の治癒過程について生化学的に教授します。(阿部弘之) 第13回:靱帯損傷の治癒過程について生化学的に教授します。(阿部弘之) 第14回:柔道整復師が取り扱う外傷と密接に関係する疾患について講義します。(阿部弘之) 第15回:現代医学の立場から柔道整復学(柔道整復師)の抱える問題点について討論します。 (阿部弘之)
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5. |
成績評価の方法、基準 |
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レポート、授業に取り組む姿勢などを中心に総合的に評価します。
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使用テキスト及び使用教材 |
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必要なテキストおよび持ち物は、事前に連絡しますので、必ず持ってきて下さい。
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その他 |
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