Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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地域資源論Ⅰ(Studies of Regional ResourcesⅠ) 赤羽根 肇
3年 前期 専門 地域経済系選択 2単位
【地域・前】 14-1-1134

1.
授業目標

地域経済を活性化させるためには、地域資源を活用した取組が不可欠です。自然環境や生活文化、産業状況、人材など取巻くさまざまな地域資源は地域の諸課題を解決するための重要なファクターであり、意義や重要性について認識する必要があります。地域内のさまざまな地域資源について、各地の事例をもとに、活用の現状について検討を加え、状況に応じた活用策や活用に向けたさまざまな手法について理解し、対応が可能となることに目標を置きます。

2.
授業概要

地元銀行である足利銀行、及び地元のシンクタンクであったとちぎ総合研究機構などでの活動経験を踏まえ、各地の活性化に向けた事例を参考に紹介しつつ、地域資源の活用の現状や活用に向けたさまざまな手法等について、実践的な視点にたって学びます。

3.
準備学習(授業時間外の学習)

地元新聞に掲載されている、地域づくりに向けた動向について興味をもって読んで欲しい。また、可能な限り、地元の各種イベントなどにも積極的に参加し体験して欲しい。

4.
授業計画

第 1 回 ガイダンス(地域資源とは)
第 2 回 現状認識(地域を取巻く環境変化)
第 3 回 現状認識(地域産業の状況)
第 4 回 現状認識(観光地や観光産業の状況)
第 5 回 現状認識(中心市街地の状況)
第 6 回 現状認識(農山村の状況)
第 7 回 地域の活性化について
第 8 回 ケーススタディ「宇都宮の餃子」
第 9 回 ケーススタディ「整備された釜川の活用・宇都宮」
第10回 ケーススタディ「国際観光地奥日光の活性化事業」
第11回 ケーススタディ「大平町の経済活性化会議」
第12回 ケーススタディ「宇都宮のいちご大好きまつり」
第13回 ケーススタディ「茂木町の地域おこし」
第14回 まとめ(地域資源の活用について)
第15回 定期試験

5.
成績評価の方法、基準

定期試験を重視しますが、授業への参加状況・授業態度からも総合的に判断します。

6.
使用テキスト及び使用教材

特定のテキストは使いません。毎回プリントを配付します。

7.
その他