Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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西洋史Ⅰ(European and American HistoryⅠ) 乗川 聡
1年 前期 総合基礎科目選択 2単位
【総合・前】 14-1-1240

1.
授業目標

・「西洋史Ⅰ」「西洋史Ⅱ」では、西洋史の学習を通じて、以下の授業目標の達成を目指します。
1.人類が持つ「歴史を超えた普遍性」と「歴史に起因する多様性」の存在を理解する。
2.この「歴史的普遍性と多様性」に基づき、世界と日本の現状を理解し、未来を予測する能力を身に付ける。
3.より良い社会を作り、そこで生きていく根拠としての「歴史観」を身に付ける。

2.
授業概要

・「西洋史Ⅰ」では、古代から近世の西洋史を学びながら、上記の授業目標の達成を目指します。
・授業形式は講義を中心としますが、大学生に必要とされるコミュニケーション能力とプレゼンテーション能力の向上を目指し、合計3回、復習テストとグループによるディスカッションを実施します。

3.
準備学習(授業時間外の学習)

・どのような分野であれ、歴史の学習は現状と比較することによってより理解が深まり、解決すべき問題点がより明確になりますので、政治・経済・文化その他あらゆる分野において「いま何が起こっているのか」をできるだけ幅広く理解するよう、新聞、テレビ、インターネットなどで最新の情報に触れる習慣をつけてください。

4.
授業計画

第 1 回:ガイダンス 西洋史を学ぶ意義
第 2 回:先史時代と四大文明
第 3 回:古代ヨーロッパ(1)
第 4 回:古代ヨーロッパ(2)
第 5 回:古代ヨーロッパ(3)
第 6 回:復習とグループ学習(1)
第 7 回:中世ヨーロッパ(1)
第 8 回:中世ヨーロッパ(2)
第 9 回:中世ヨーロッパ(3)
第10回:復習とグループ学習(2)
第11回:近世ヨーロッパ(1)
第12回:近世ヨーロッパ(2)
第13回:近世ヨーロッパ(3)
第14回:復習とグループ学習(3)
第15回:総括

5.
成績評価の方法、基準

・授業態度、レポートまたはテストで評価します。

6.
使用テキスト及び使用教材

・テキストは指定しません。必要に応じてプリントを配布します。

7.
その他

・「西洋史Ⅰ」と「西洋史Ⅱ」は内容が連続していますので、可能な限り同一年度に履修するようにしてください。
・この授業を通じて、受講生の皆さんが多様な価値観を理解し、それを受け入れる寛容な態度を身に付けられることを期待します。