1. |
授業の内容(Course Description) |
|
この講義ではEU経済の制度・政策、EU加盟国の経済・産業、ユーロ危機について学ぶ。具体的に何に焦点を置くかは参加者の関心によって変える。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
ヨーロッパ各国の経済を強く規定しているEUの制度的特徴を捉え、今日の多極化・多層化した世界経済の構造の特徴について理解を深めるとともに、日本とアジアの地域経済統合の可能性について考える視点を養うことを目標とする。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
平常点(50%)とレポート(50%)による。平常点は出席と討論への参加度合いによる。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
テキストは参加者と相談の上、決める。
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
テキストを予め良く読んで講義に臨むこと。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
毎回遅刻せずに出席することが最低条件である。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 「ヨーロッパ経済論」の課題 【第2回】 世紀転換期のヨーロッパ経済とヨーロッパ経済統合思想の展開 【第3回】 第一次大戦とヨーロッパ経済の変化 【第4回】 1920年代のヨーロッパ経済と経済統合運動 【第5回】 大不況期のヨーロッパ経済と経済統合運動 【第6回】 第2次大戦後のヨーロッパ経済復興と経済統合の開始 【第7回】 「ヨーロッパ経済共同体」EECの成立 【第8回】 ヨーロッパ経済の「黄金時代」と経済統合 【第9回】 イギリス加盟と第一次拡大 【第10回】 共通農業政策の展開と仕組み 【第11回】 共通地域政策の展開 【第12回】 その他の共通政策 【第13回】 第二次拡大以後の拡大とその背景 【第14回】 市民のヨーロッパとヨーロッパ社会モデル 【第15回】 まとめと試験
|