Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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演習 II 長田  博
必修  2単位
【経済】 14-1-1110-3216-04

1. 授業の内容(Course Description)

1)このゼミではグローバル人材として活躍するための基礎①②③を学びます。
 ①基礎知識として国際経済関係あるいはアジアの発展途上国経済について学習します。
 ②海外で活躍するために諸外国の人たちの多様な文化・社会・考え方についての理解を深めます。
 ③語学を含む実践的コミュニケーション能力を養います。
2)ゼミ生には興味のある分析対象国あるいは経済関係のテーマのどちらかを取り上げてもらい、データ収集、報告、討論、レポートの提出をしていただく予定ですが、ゼミ生の希望に応じて柔軟に対応します。前期は、分析対象国あるいはテーマが類似の人たちで共同研究を行い、後期は個別研究により研究報告書を完成させます。
3)後期の研究報告書は11月末までに完成させ、就職活動でゼミでの研究を説明するための資料として、12月中にゼミ論集としてとりまとめます。
4)英語による講義や討論も、ゼミ生にとって無理のない範囲で試みます。
 This seminar will try to develop the ability to work in the globalized world. The disciplines of this seminar are international economics and development economics. We at the same time try to broaden our knowledge on the contemporary world economy, respect different societies and culture, and foster communication abilities in this global society. International students are most welcome.

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 現代のグローバルな世界で積極的に活躍できるように、世界経済の基礎知識・異文化理解能力・語学能力・自己表現能力について最低限のスキルを身につけ、将来、自学自習でさらに研鑽を積むための方法を理解する。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 ゼミでの共同研究への参加、プレゼンテーション、研究報告などの総合評価。
 なお、欠席が、授業日数の1/3を超えた場合や、ゼミでの報告やレポートの提出の義務を果たさない場合は、単位は認定できません。
 Comprehensive evaluation of attendance, participation in the class, presentation and submission of report. Should attend more than 2/3 of the classes.

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 各ゼミ生の研究対象国あるいは研究テーマ決定後、それぞれに合った参考文献を紹介する。
 なお、国際経済学の理論についての手頃な参考文献として、浦田秀次郎『国際経済学入門』(日経文庫745)がある。また国際経済の現状については、Webからダウンロード可能な経済産業省『通商白書』や内閣府『世界経済の潮流』などが参考になる。このほか、英文の資料では、IMFやWorld Bankのホームページが多くの情報を提供している。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 ゼミの場合は、出席して聞いているだけの学習では全く不十分です。ゼミの時間以上の、自己学習時間が必要です。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 各自の研究テーマについて、授業時間外での学習が必要です。
 語学能力の向上を目指すゼミ生は、ラジオやテレビの語学番組で継続的な学習をしたり、TOEICの目標点を定めチャレンジしてください。
 心を柔らかくして参加し、積極的に色々なことにチャレンジしてみて下さい。世界には多様な価値観があるものです。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 ①後期ゼミの運営およびゼミ論集にする個別研究報告についての説明と注意
 ②夏休み中の経験や旅行について、一人3分で英語で報告、パワーポイントを使っても良い。
【第2回】
 ①前期の共同研究を踏まえた後期の個別研究テーマと報告スケジュールの確定
 ②夏休み中の経験や旅行について、一人3分で英語で報告、パワーポイントを使っても良い(前回の残り分)。
【第3回】
 個別研究報告書の書き方レクチャー
【第4回】~【第11回】
 <プレゼンテーションと議論の力>
 個別研究の中間報告と討論。1回で3名が報告。翌週の報告者3名を討論者とします。
 なお、報告では、①パワーポイントを使用し、②必ず英語の要約(Abstract)をつけること(パワーポイントで1-2ページ)。1報告と討論は、合計25分。
【第12回】~【第15回】
 <グローバル人材として>
 グローバルに活躍したゲストを招いて経験談を聞いたり、グローバル経済についての議論を英語と日本語で行います。
 <ゼミ論集用の研究報告書提出締め切りは12月上旬>