Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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社会人基礎力養成演習 I 岡崎 洋次郎
選択  2単位
【自己啓発】 14-1-1120-3073-05

1. 授業の内容(Course Description)

親和力:○
協働力:
統率力:○
感情制御力:
自信創出力:
行動持続力:△
課題発見力:△
計画立案力:△
実践力:△
創造力:△
 社会人基礎力とは「職場や地域社会の中で多様な人々とともに仕事を行っていく上で必要な基礎的な能力」を指します。社会人基礎力に関する研究会の「中間とりまとめ」を平成18年1月に経済産業省が発表した中で、社会人基礎力は今まで大人になる過程で「自然に」身につくものと考えられてきたが、近年は若者のコミュニケーション能力不足が指摘されている。一方、企業の現場では「新しい価値のある商品やサービスをいかにして創るか」が重要な課題になっていると述べられています。就業時に最低限求められる能力「前に踏み出す力」(アクション)、「考え抜く力」(シンキング)、「チームで働く力」(チームワーク)の養成がこの講座の目的となります。
 人との触れ合いに基づく家庭での教育力低下が指摘される現状下、その必要性を理解し身に付けるには、課題解決型授業が効果的とされています。3つの能力を12の能力要素に分解し、それぞれの要素を身につけさせるよう演習手法を活用して授業を進めたいと思います。なお、この目的達成の為に春期・秋期通年の科目として授業2回目と最終から2回目に教育効果測定検査を行い、育成度の検証を行います。
 授業は講義のみならず、グループディスカッションやグループワークおよび発表作業などを多く取り入れて、立体的に取り進めます。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 1.社会人に求められる力が何であって、それを身につけるにはどうすれば良いかの方法論を知ること。
 2.実行の為の行動計画立案。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 出席点/平常点(講義に対する取り組み姿勢)/授業への参画度/リポート(個人及びグループワーク)により評価します。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキストを用意します。原則テキストに沿って進めますが、授業に出席して自ら体験することで多くが学べます。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 テキストの熟読と内容理解。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 ①是非、実際に体験し考えることで自ら気づきを得てください。
  2週単位で、違った能力要素を取り上げます。継続出席が出来る学生に履修して欲しいと思います。
 ②この科目は履修上限を50名としています。そのため第一回目の授業には必ず出席して下さい。その時に書いて頂く志望理由書を元に選考し本科目の履修者を決めます。結果はキャリアサポートセンターHP及び掲示板にて告知しますので、確認してから履修登録をして下さい。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 オリエンテーション1: 講義予定と取り組み方
【第2回】
 オリエンテーション2: 教育効果測定検査
【第3回】
 アクション1: 主体性解説 物事に進んで取り組む力
【第4回】
 アクション1: 主体性演習と振り返り
【第5回】
 アクション2: 働きかけ力解説 他人に働きかけ巻き込む力
【第6回】
 アクション2: 働きかけ力演習と振り返り
【第7回】
 アクション3: 実行力解説 目的を設定し確実に行動する力
【第8回】
 アクション3: 実行力演習と振り返り
【第9回】
 シンキング1: 課題発見力解説 現状を分析し目的や課題を明らかにする力
【第10回】
 シンキング1: 課題発見力演習と振り返り
【第11回】
 シンキング2: 計画力解説 課題解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力
【第12回】
 シンキング2: 計画力演習と振り返り
【第13回】
 シンキング3: 創造力解説 新しい価値を生み出す力
【第14回】
 シンキング3: 創造力演習と振り返り
【第15回】
 まとめ: