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授業の内容(Course Description) |
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本講義では,観光関連企業(産業)の経営を基礎的な理論を踏まえて講義します.特に,観光のオペレーショナルなマネジメント,デスティネーション・マネジメント,そして観光およびデスティネーション・マーケティングについて平易に説明したいと思っています. 特に,オペレーション・マネジメント・モデルは,財やサービス,利潤,顧客や雇用者の満足といったような産出へ,情報,人間(人材),原材料,金融(資金調達)といった投入を変換することを説明しようとしたモデルです.このモデルは,費用や収入に組織構造が影響を及ぼすということを意味しています.このモデルに基づき,オペレーショナルな戦略とは何かについてもわれわれは知ることが可能になります.
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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オペレーション・マネジメントを学ぶことによって受講生は観光に関わる企業,例えば,ホテルやテーマパークのマネジメントについての理解を深めることができます.
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席を40%,期中のレポートを30%,そして期末のレポートを30%として評価します.
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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特にテキストは利用しないが,関連文献のコピーを受講生には配布します. 参考書は,講義の過程で必要な文献や論文を指示します.
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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受講生は復習を,毎回講義終了後に行うことが必要です.
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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毎回の講義へ必ず出席することが必要です.
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 受講に当たっての諸注意と講義の計画 【第2回】 オペレーション・マネジメントとは何か 【第3回】 オペレーション・マネジメント・モデルとはどのようなモデルなのか 【第4回】 オペレーショナルな戦略とは何を意味しているのか 【第5回】 ファシリティ・マネジメントとは何か 【第6回】 生産物のデザインと開発 【第7回】 生産能力マネジメントとは何か 【第8回】 ケース・スタディとしてのイールド・マネジメント:数値例を用いた説明:小レポートの課題の説明とレポートの書き方 【第9回】 デスティネーションとは何か:デスティネーションの定義とその説明 【第10回】 デスティネーション・マネジメントの意味とその説明 【第11回】 デスティネーション計画と開発 【第12回】 観光とデスティネーション戦略:戦略目的と戦略的計画 【第13回】 ポーターの競争戦略の説明:それはどの程度もっともらしいか 【第14回】 観光とデスティネーション・マーケティング 【第15回】 講義のまとめと期末レポートの課題の説明
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