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授業の内容(Course Description) |
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私たちは現代社会において、契約の網の中で生活している。売買契約によって生活に必要な物品を購入し、電力供給契約によって電気製品を使用し、雇用契約によって労働して賃金を受け、旅客運送契約によって電車やバスに乗る。他方、社会全体から見れば、契約は商品流通、資本生産や資金調達など、経済活動を推進するために重要な役割を果たしている。 この授業では、民法が定める典型契約を中心に各種の契約類型について学習する。 授業は講義を中心とするが、授業中に、授業内容を確認するための演習問題を適宜配布し、解いてもらう。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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契約各則に関する基礎知識を習得する。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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LMSを利用した期末試験により(100%)評価する。問題内容は、授業中に配布する演習問題をベースにする。詳細は授業中に確認する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキストは指定せず、参考文献を授業中に指示する予定である。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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復習を中心に、授業でのノートを参考にしながら参考文献を読んでもらいたい。さらに、授業中に解く演習問題をLMSにアップロードするので、こちらもきちんと理解したうえで、自力で正答を得られるように努めてもらいたい。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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契約法Aを履修してから受講することが望ましい。 授業への出席は義務づけないが、参考文献等を読むだけではなかなかわからないはずである。したがって、授業をよく聴いて着実な理解に努めてもらいたい。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション 【第2回】 売買(1) 【第3回】 売買(2) 【第4回】 消費貸借(1) 【第5回】 消費貸借(2) 【第6回】 使用貸借、賃貸借 【第7回】 不動産賃貸借(1) 【第8回】 不動産賃貸借(2) 【第9回】 不動産賃貸借(3) 【第10回】 雇用 【第11回】 請負 【第12回】 委任 【第13回】 寄託 【第14回】 組合、和解 【第15回】 まとめ
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