Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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特別講義・公務員教養 IV 若山 昇
選択  2単位
【法律】 14-1-1210-0687-06

1. 授業の内容(Course Description)

 本授業は、公務員試験等、就職に関する受験目標を持つ学生を対象とする。しかし一口に公務員教養と言っても、その範囲は極めて広い。公務員になるための教養試験には、知識(社会科学、人文科学、自然科学)と知能(判断推理、数的推理、資料解釈等)が必要となる。
 授業では後者の知能の分野に焦点をあて、数的処理を中心に、数理的スキルや論理的思考力を習得する。これらは丸暗記では対処することはできない、いわば思考の基盤となる能力である。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 ①まず基礎能力を養うべく、公務員試験に出題されるような演習問題を題材とし、②いかに考え、分析し、判断をするかを身につけること、③さらに、自らの能力を高める方法を習得することを目標とする。
 ■授業方法:
  公務員試験に受かるには、いかにするべきかを考え、演習問題を解く。授業は学生参加型とする。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 *出席・発表等のクラス貢献度、試験を総合して評価する。
 ■評価の基準(試験の達成レベルと成績の目安):
  S: 特に優秀で、教科書程度の問題なら、いつでも十分に解ける。
  A: 優秀で、教科書程度の問題を、十分に理解することができ、問題が解ける。
  B: 教科書は何とか理解でき、自力で何とか問題が解ける。
  C: 単位取得の最低レベルにすぎない。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 教科書:別途指示する。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 受講の効果を向上させるためには、予習・復習をすることが望ましい。
 予習の課題は、授業で指示する。
 復習は、授業で学んだこと、自分ができなかった問題等を、再度自分で学習する。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 ①【関連科目】1年間でまとまった内容を学ぶので、特別講義・公務員教養IIIをすでに履修済みであることが望ましい。なお、未履修の場合は、特別講義・公務員教養IVを履修後に、特別講義・公務員教養IIIを履修すること強く勧める。
 ② 数学的な事項は、基本から復習する。
 ③ 数学的な考え方を好きになれば素晴らしいが、少なくとも苦手意識を排除したい。
 ④ 数理的スキルを学ぶ最後のチャンスとなるので、しっかり受講されたい。
 ⑤ なお、公務員コースでは、推奨選択科目となっている。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 オリエンテーション、授業の方針・内容
【第2回】
 試験問題を分析・対策・戦略
【第3回】
 論理的な思考(1)
【第4回】
 論理的な思考(2)
【第5回】
 場合の数(1)
【第6回】
 場合の数(2)
【第7回】
 確率(1)
【第8回】
 確率(2)
【第9回】
 資料解釈(1)
【第10回】
 資料解釈(2)
【第11回】
 資料の分布(1)
【第12回】
 資料の分布(2)
【第13回】
 表とグラフ
【第14回】
 総合問題(1)
【第15回】
 総合問題(2)